チャンス問題
東1局南家6巡目
ドラ
一番受け入れが広いのはか切りですが、何を切りますか?
ルール
・一発ウラあり赤ナシ
・25000点持ち30000点返し
・順位点1-3
正解発表!
それでは多井プロの解説をご覧いただきましょう!
まず、かを切って目一杯のイーシャンテンに受ける選択肢があります。でも、タカハル的には基本それらを選びません!では何を切るのかというと、ぼくは切りがいいと思っています。ピンズの~引きで両面テンパイが確定するので、好形リーチを目指したいですね。では、次に「なぜではなくなのか?」です。理由はただ1つ。2が2枚見えている両面より、3が2枚見えている両面の方が優秀だからになります。極論を言ってしまうと、ぼくは23345が最もいい両面だと思っているんですよ。単独23より1枚少ないのに、実は大体の場面で単独23より23345の方を残しています。あ、内緒だったのに言っちゃった(・ω<)1や2って安全度で長く持ちやすいので、3をブロックすることで112や122からの1が拾えることがけっこう多いんですよね。逆に133や113は3が持ちにくいので、形を決めて先切りされることが多いと思っています。具体的にどれぐらいの強さかというと、1枚切れまでならはが生牌と互角ぐらいに強いと思っています!見た目枚数は8枚vs6枚で、確かに生牌の方が多いです。でも、8枚残っていることなんて実際にはないわけで、その8枚って希望的観測に過ぎないんですよね。麻雀は「希望的観測でヤマ読みをしない」ことが大事で、それより麻雀牌の組み合わせ上アガリやすい形ってあると思うんです。まずはそういう形や仕組みを見つけていくといっぱいアガれて楽しいと思いますよ!
皆様ご解答&リツイートありがとうございました!
当選者はDMでご連絡します!
抽選の結果、1名様に「多井隆晴プロサイン入り『多井熱』」と「オリジナルマグカップ」をプレゼント!」が当たりました!おめでとうございます!
麻雀ウォッチのTwitterよりダイレクトメッセージを送りますので、ご返信お願いいたします。
書籍情報
『多井熱 (近代麻雀戦術シリーズ)』
著者:多井隆晴
単行本: 191ページ
出版社:竹書房
発売日: 2018/4/13
AbemaTVやニコニコ生放送で人気ナンバー1のプロ雀士、多井隆晴(おおいたかはる)の心の中をすべて明かす初の書籍です。
戦術本が数多くありますが、映像時代の麻雀プロの生き方をここまで熱く語った本はありません。
例
嫌いなこともやる
麻雀プロというと好きなことをお仕事にしているイメージがありますが、実は嫌いなこといっぱいやってます! あんなことやこんなこと。でもそれが麻雀に生きたり…(笑)。好きなことだけをやってもナンバー1にはなれないというお話です。
見られることを意識しろ
麻雀プロといったら麻雀の強さだけに集中すればいいかといったらそんなことはありません。麻雀の競技の性質のせいにしてはいけませんが、実際強さだけでアマチュアと大差をつけることはできません。それでもプロとして生きるには、やっぱり見られることを意識しないと。僕はいつも化粧道具を持ち歩いてます。
などなど、トッププロの心情を暴露。
しかもこれって実は麻雀プロではなく、普通に生きてるサラリーマンにも通じる部分がたくさんあるんです。
負けをいかにプロデュースするか
団体は免許の発行所
死ぬときに後悔しないか考えよう
優先順位の一位が「強さ」ではない
内部評価は気にしない
解説はエンタメ
麻雀は努力で一生強くなる
さらに! 秘蔵写真や、趣味丸出し?のオリジナル年表、異常に解説が長いオリジナル何切る問題など盛りだくさん。
読めば麻雀番組が、そして人生も10倍熱くなること間違い無しです。