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ネマタの天鳳日記 第95回

ネマタの天鳳日記 第95回

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 雀頭はありませんが配牌からかなりのチャンス手。が重なればポンしてさらにアガリやすくなり、が重なれば平和がつく可能性がある分跳満以上の手になりやすくなります。

 満貫もあれば十分なのでどちらかと言えばが重なる方が嬉しそうですが、この序盤ならどちらでもよさそう。自分の手牌にとってどちらも同じくらいの価値なら、他家に重ねられる前に切るという意味からも役牌を先に切るようにしています。

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 この巡目のこの手牌が悪形5800テンパイでは不満とみてスルーしましたが、チー打という手がありました。メンゼンでも満貫未満の可能性がある一方、チー打ならツモで満貫以上のテンパイになります。

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 2枚目は鳴きます。が枯れたこともあり今度はテンパイ取り。

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 ドラをポンされてツモ。上家は字牌から切っていて、が枯れている、ここで手出しとなると、マンズホンイツよりむしろチャンタがありそう。11600テンパイになりましたが、いずれにせよは使われてそう。一方ピンズの中ぶくれは仕掛けが結構期待できるので、迷いますが一旦テンパイを外してみました。

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 ツモならツモの手変わりもあり、が更に1枚見えたのでここはテンパイ取り。

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 上家がポン打、ここまでを引っ張っているということは、と何かのチャンタドラ3のくっつき1シャンテン。単騎の可能性があり、タンヤオを崩しても300点しか差がつかない以上ここではを止めて

 スジで持っている牌のどちらを切っても同じ待ちが残る場合、場に応じてどちらを切るべきか慎重に確認したいことはこれまでも何度か取り上げてきました。

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 は待ちではありませんでしたがやはり単騎待ちでした。

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 そしてオーラス。北家がツモって無事終了…ん?ドラアンコ?

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 300点差で捲られました。天鳳ってどうして切り上げ満貫を採用していないんでしょうね(笑)

この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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