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ネマタの天鳳日記 第94回

ネマタの天鳳日記 第94回

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 東家はポン打アンカン打。西家は打でリーチですがこれはツモ切り。最後に手出しをしたのが5巡目のなのでこの時点でテンパイしていたことになります。

 つまり西家は打牌選択しているのは5巡目のまでですが、たった5枚だけとはいえ、のリャンメンとより前に手出しとなると手牌がかなり限定されます。

 単に456牌が多く切られているというだけなら、配牌の時点で孤立ヤオチュウ牌がほとんど無い整った通常のメンツ手の可能性も否定できませんが、全て手出しとなると何らかの手役が絡んでいるとみるべきでしょう。

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 チートイツだとすれば重なりを考慮してよりは残すとなると、残る可能性はピンズの一色手。第一打目のは既に2枚切れなので、染め手をみるにしても先に切られるのが自然です。

 ずっとツモ切りが続いてここでツモ切りリーチしたのも、高打点なのでアガリ率重視でダマ→東家がカンしたのでカンドラ期待のリーチという説明がつけられます。手変わり狙いや、何となくダマにした後でツモ切りリーチなら7巡もダマを続けることは考えにくいのでなおさらです。

 序盤でいきなりメンゼン一色手のテンパイが入ること自体はレアケースですが、少なくともこの局面においては、西家の手はむしろ一色手が本線と言えるでしょう。

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 ここから追いつく可能性はかなり低い以上、東家がテンパイだったとしても通る、次巡共通安牌が増えなければ仕掛けにも大体通るであろうと切っていくべきでした。

 警戒している他家に対してはリターンに見合わない危険牌を切ってしまうミスはそうそうしません。ミスを防止するという観点からは、明確に警戒すべき他家がいる時こそ、別の他家にも通っているかどうかの確認を怠らないようにしたいものです。

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 そこから持ち直して3着になった南2局。ドラ引きの手変わりがある、よりを先に切っている西家がドラを固めている可能性がそれなりにありそう。高打点の手に放銃して北家とラス争いをしたくないという理由でダマにしましたが…

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 ツモって一発か裏ならトップ、ダマでアガってもラス回避安定というほどでもなく、満貫に放銃しても、「ラス争い」になるとはいえまだ3着。天鳳ルールとはいえ弱気だったように思います。

 心理的に東1局のミスが無ければラスにはならなかったという展開を避けたかったというのもあるかもしれません。過去の結果が無意識のうちに選択に影響してしまうことはありがちですが、打牌選択はどこまでいっても、今の手牌、局面に基づいて判断すべきです。

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 ツモってトップ終了のテンパイが入りましたが不発。ミスが無ければトップで終われていたかもしれません。

 「苦しい時こそ腕の見せ所」とよく言いますが、麻雀のゲームの性質を考えれば、「それなりに手が入る時」こそ、ミスが結果に反映されやすいので実力差がつきやすいと言えます。勝てる展開になった時に勝ちきれるためにこそ、結果に影響しやすい局面でもミスは特に避けたいところです。

この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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