2月8日に開催された第18期雀竜位決定戦2日目の戦い8回戦の観戦記!著者は雀王戦B2リーグ所属のコウプロ(@kyokaikou)です。
【更新情報】
— 日本プロ麻雀協会 (@ClubNPM) February 13, 2020
第18期雀竜位決定戦2日目 8回戦目の観戦記をアップ。https://t.co/U4EJ5vkd7e
(観戦記者:コウ) pic.twitter.com/W5AbQEIAlm
当観戦記は日本プロ麻雀協会公式HPにて公開されたものの転載になります。
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8回戦(千貫→大浜→坂本→吉田)抜:矢島
【担当記者:コウ】
折り返しとなる8回戦は千貫の起家でスタート。
ドラドラの大浜が積極的にタンヤオ仕掛けを入れると、これに追いついた親の千貫。
高め三色となるリーチも打てたが、大浜の仕掛けをリスペクトし打でリーチ。
しかし結果は大浜への3900の放銃となる。
そしてここから大浜無双が始まる…
まずは4000オール。
手替わり待たず即リーチからのツモで2000は2100オール。
またも4000は4200オール。
さぞ楽しい時間を過ごしているだろう。。
東2局3本場 ドラ
坂本、場況を踏まえてここから打!
狙い通りを引くと、カンで即リーチ。見事な手順である。
しかしここでも主役は大浜。
手を緩めることなく無筋を切り飛ばし同テンを引きアガり2000は2300オール。
東3局 ドラ
親の坂本、西家の1巡目に切られたダブをスルーし懐の深さを見せる。
これを見事メンゼンで仕上げツモアガリ。
南1局2本場 ドラ
親の千貫の仕掛けと北家吉田のリーチに挟まれた坂本の悩ましい手牌。
坂本の選択は切り。
・現状共通の安牌がなく降りきれない
・自身がドラドラのため、相手の打点が相対的に下がっている
・このを通すことでその後で回ることやで降りれる
・自身がを切っているため、手都合で
この辺りが選択の理由となりそうだが、このが千貫のタンヤオドラドラ、三色の方にヒット。
トータルトップ目の坂本、ここは手痛い放銃となってしまった。
こうなれば各者はこのまま坂本にはラスのままいてもらいたい。
南4局 ドラ
二着目千貫15700点、三着目吉田12700点、四着目坂本900点持ちで迎えたオーラス(大浜は天上人)。
親の吉田が平和ドラ1のリーチで先制すると、坂本七対子で追いつきリーチ。
千貫もドラを内蔵した七対子のテンパイで三軒テンパイ!
この勝負の結末は、千貫がか待ちの選択で親の現物の打を選ぶとこれが坂本への放銃となる。
裏が乗ると坂本三着、千貫は2着順落ちとなるが……無し!
吉田はリーチ棒を出していたため千貫は放銃ながらも二着のまま耐え、坂本にラスを押し付けたままこの半荘が決着した。
大浜は決定戦初トップが7万点超え、この半荘だけで坂本との差を140ポイント以上も縮める事に成功した。
今後も坂本は皆にマークされる展開が予想されるが、後半戦の結果は果たして。
コウご期待ください。