サイクルヒット
サイクルヒットとは何でしょうね。1翻、タンヤオのみとか、平和のみとか、まず和了りました。2翻、リーチ、平和、和了りました。3翻、リーチ、タンヤオ、平和、和了りました。4翻、リーチ、タンヤオ、平和、ドラ1、和了りました。1翻、2翻、3翻、4翻と順番に和了った場合に、めったにないんですけれども、その4翻目は満貫なんですけど、サイクルヒットといって、おめでとう、それは跳満にするよと。2翻アップしてプレゼントする。みんなで点棒を払うというルールがローカルルールであるんです。1翻、2翻、3翻って和了ったら、最後、4翻和了ったときには、4翻だけじゃなくて、2翻足して跳満プレゼント。これがサイクルヒットというローカルルールでございます。
最高位戦(サイコウイセン)
最高位戦は正式には最高位戦日本プロ麻雀協会といいます。私も在籍しております。プロ団体はいくつかありますけれども、その中の一つでございまして、歴史は古いんです。最高位戦日本プロ麻雀協会は、1976年、ずいぶん前に創設されたんですが、もともとは竹書房という出版社が作ったタイトル戦だったんです。最高位戦という、最高位を取るためのタイトル戦が創設されて、その後、いろいろ変遷して、最高位戦の選手が独立した形で、第10期、1985年に最高位戦と自主運営、最高位戦日本プロ麻雀協会、独立した形になりました。最高位戦は2014年で第39期を迎えました。
以前は東京本部のみで運営しておりましたけれども、一般社団法人という形になりまして、今は一般社団法人最高位戦日本プロ麻雀協会という組織に変わり、2013年より関西本部、2014年より北海道本部が発足し、全国にその輪が広がっております。
最高位戦日本プロ麻雀協会のトップ、代表は新津潔プロでございます。副代表に金子正輝プロ。皆さん、ご存じある方もいらっしゃるかもしれません。私は、特別顧問という役割でございます。
サイコロ
サイコロですよね。サイコロを振って、ゲームを開始する。今は全自動卓になりまして、手で振るサイコロで開始するのは手積みの麻雀だけでございます。それも進化して、サイコロを使わないで、パッと配牌が上がってくる全自動卓も今はかなり普及されていますけれども、家庭でやるときには、やはりサイコロを使って、手積みで麻雀をするということがまだたくさんのご家庭、仲間内で残っているのではないかなと。サイコロ、麻雀の必需品でございます。
採譜(サイフ)
採譜とは、記録をとることです。4人で打つ対局を、プロの場合は特に、記録をとって後世に残していくという責任もございます。あるいは、何らかのタイトル戦の決勝戦だとか準決勝で、記録をとりましょうかと。記録を再現すると、またゲームがさらに楽しくなっていくというところもございます。あるいは検証する。研究会、勉強会でプロたちが検証し直すのに、記録をとっておいたほうがいいと。記録をとるときに、採譜といいます。譜を採るということで、採譜ということで一手一手、今、をツモってきてを切ったな、をツモってきてを切ったなとかいうのを記録として手書きする。今は手書きじゃなくて、パソコンで入力する採譜の形式もございまして、どんどん採譜という世界も進化しております。
最終形(サイシュウケイ)
最終形とは、聴牌の形を指すことが多いんですけれども、自分がその局を終わった状態です。私、この最終形、大好きです。ご覧いただきたい。
ツモり四暗刻。こういう形でもいいです。
四暗刻単騎、最終形。これを和了りたいなと。
でも、こんな形で最終形ができてしまうこともある。聴牌してない。それでも、私の最終形はこうでしたという言い方をします。局が終わったときの形、誰かが和了ったときは自分の途中経過の形でしょうけれども、それは最終形なんです。
先切り(サキギリ)
先切りとは? 手牌をご覧ください。
ここから1枚、何を切りますか。純チャン、三色。を先切りしたほうがいいんじゃないですかというような言い方をします。先に切っておいたほうがいいんじゃないかという場合です。
例えば、ドラがだったとしましょうか。でも、手が良いので、を先切りしておいてもいいんじゃないですかというような言い方をするときもあります。手牌の都合上、先に切っておいたほうがいい。ターツを決め打ちする先切りもあれば、の先切り。を持ってきても、の先切り。組み合わせで使える、が3枚あったら使えるのに、1枚先切りしておくということはたくさんあると思います。手役に限らず、手牌を整理する上で、ちょっと先切りしておこうかという言い方をするときに使います。
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