どうもこんにちは!
問題を出しっぱなしにしていたことをすっかり忘れておりました・・・。
もう問題も忘れている方も多いと思いますので、あらためて画像を見て下さい
天鳳段位戦(鳳凰卓八段配分)
1位:90P 2位:45P 3位:0P 4位:▲150P
南場の親で2着目です。
「麻雀で何切る!?」でも出題してみたところ、こんな解答になりました。
まぁ普通は切りますよね。むしろそれ以外何かあるの?って感じの人もいるかと思います。
私もほとんどの場合を切るのですが、この時ふっと最終形が頭をよぎったんですよ。
とか
とかとのシャンポンになったら面白くないなーと。
お前はその点数(2000点とか3900点)で満足するんかいなと。
もっとも途中でとかを引いてを切って
といった形もあるので、まぁ普通に切ればええじゃないの、というご意見はもっともです。
ただ、まだ4巡目ということで、様々なツモに対応できるを切ってみたのでした。目指せメンタンピン(イーペーコーとかドラとか)!
がくっつきの牌としてもう少し優秀なら(たとえばとか)を切る人がもう少し増えるのでしょうか。
結局この後、とツモってリーチをかけ、
運良くをツモって2600オールとなったのでした。はー良かった。
安全牌として活用できるを残していくことももちろんあるのですが、今回は攻めの姿勢でそれを選ばなかったということですね。
「何切る」に絶対的な答えを求める人が結構いるのですが、それよりも様々な人の打牌(結論)に至る思考を見て、頭のトレーニングをする活用方法がおすすめです。
「麻雀で何切る」の良い所は、解答と一緒にコメントも残してくれるユーザーがたくさんいるところですね。
今回の解答とコメント
http://nnkr.jp/questions/result/11085
3月に囲碁の人工知能「アルファ碁」が、韓国のトップ棋士イ・セドル九段に圧勝したニュースがありました。アルファ碁は、最初、人間から見て不可思議な手を連発していたのですが、局面を進めてみると、それが非常に素晴らしい手だということがわかったのですね。今まで人間の常識になかった手をたくさん打って圧勝したのですが、たとえていうなら、いままで人間が地球レベルで対戦していたのを、アルファ碁は太陽系レベルで対戦していたといったところでしょうか。それでも、イ・セドル九段が1勝はしたので、AIも銀河系レベルまではいってないんですかね。
また、将棋の電王戦の解説で登場したある棋士の方は、中盤の局面を見て「うーん、どっちが良いのですかね。」「わからないですね。」と言った発言をしていました。
完全情報ゲームのプロでさえ、善し悪しの判断が難しいことはたくさんある(しかもわからないことをはっきり言う!)わけで、不完全情報ゲームの麻雀で絶対的な解答を求めるのってどこまで意味があるのでしょうか。
囲碁の例を見ても分かるとおり、いま我々が「良い」と判断している麻雀の手筋も、実はまったくそんなことはなくて、人工知能(AI)が発達したら別の判断に変わる可能性もあることでしょう。
さらに麻雀は1対1ではなく、相手が3人もいるので、駆け引きによって判断が変わることも数多くあると思います。
そんなわけで、正解を決めつけるのではなく常に色んな考えを受け入れられる体勢を取っておくことが、麻雀力をアップさせるのに必要なのではないでしょうか。
さて、そんなこんなで天鳳の鳳凰卓(東南戦)もいつのまにか4000戦も打ってしまいました。
幸い4月が好調で九段に戻って来たのは良いのですが、5月に入って不調で秒速で八段に落ちそうです。
せっかくなので良くわからなかった局面を紹介して、みなさんの意見を聞いて打ち方を見直そうと思います。
いまこんな感じ。よわっ!
このときは良かった・・・(このあとめちゃめちゃ負けた)