オンライン対戦麻雀「天鳳」において、天鳳位を始めとした天鳳の強者とトッププロによって争われるリーグ戦「第11期天鳳名人戦」の最終節が8月17日に行われた。
今期は全編通して無料で配信。全体的にメンバーが一新され、16名でのハイレベルな戦いが繰り広げられた。
前節第10節で上位4人となったメンバーで4戦を戦い優勝を争った。
順位ウマは50-20-0-▲70。首位マークツーから4位yoteruまでは150.7ポイント差。1戦のトップラスでも逆転がありえるポイント差だ。
1回戦オーラス、4位のyoteruがラス目の親番、おかもとがダマテンでトータル首位のマークツーから7700の直撃、これでマークツーがラスとなり全体のポイント差が一気に縮まった。
この1戦でマークツーは3位に。
2回戦はyoteruの独壇場。親番で特大加点に成功して現状首位のいばらぎを飛ばしてトップ獲得。
東1局、いきなり見せ場を作ったのはおかもと。いばらぎの先制リーチが入った中自身はフリテンの聴牌、ダマテンとしていたが仕掛けている親の受けの気配を感じたかツモ切りリーチに出ての高めツモ。3000・6000でリードを得た。
東3局2本場にはyoteruが3000・6000でおかもとが親被り、大きく点差を縮めた。
いばらぎもフリテンリーチをツモって点差を縮めたが、南3局にはおかもとがいばらぎから7700で大きくリードを広げた。
その後の1本場でも12000をマークツーからアガって決着。リードを広げて最終戦を迎えることとなった。
おかもととyoteruのポイント差は65.4ポイント。おかもとはラスを引かなければかなり優勝確率が高い状況だ。
点棒移動はありつつもおかもとは素点を失わずに進行。南1局には現在2位のyoteruから7700の直撃を決めて大勢を決した。
試合終了後のインタビューにて、優勝したおかもとは「最終戦始まる前に既に泣きそうになっていました。69mフリテンリーチはがいるだろうと前に出ました。以前木原さんにもおかもとの長所はメリハリが効いているところと言っていただけて、今日はそういう所が見せられたんじゃないかなと思います。最終戦はみんなしっかりしぶとくて、なかなか終わらせてくれないなと感じました。3年連続の決勝となったのですが、過去2回の時より経験も勉強も重ねて、今が一番強いと思っているし、これからもまだまだ強くなっていきたいと思います!」と麻雀にかける強い意気込みを示した。
配信
日程
全11節毎回水曜日、毎回3~4半荘
※対局開始時刻は20:05、観戦開始時刻20:15
2021年10月20日 第1節 16名
2021年11月17日 第2節 16名※一部別日対局(11月23日(火))
2021年12月15日 第3節 16名
2022年1月12日 第4節 16名
2022年2月9日 第5節 16名 ⇒ ※下位4名敗退
2022年3月16日 第6節 12名
2022年4月13日 第7節 12名
2022年5月25日 第8節 12名 ⇒ ※下位4名敗退
2022年6月15日 第9節 8名
2022年8月10日 第10節 8名 ⇒ ※下位4名敗退
2022年8月17日 最終節 4名
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歴代天鳳名人位
第1期 小林剛
第2期 小林剛
第3期 石橋伸洋
第4期 ASAPIN
第5期 就活生@川村軍団
第6期 福地誠
第7期 独歩
第8期 ASAPIN(2)
第9期 福地誠(2)
第10期 堀慎吾
第11期 おかもと
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