学生麻雀連盟が主催する「雀魂杯 学生麻雀選手権 2024-2025西場」が10月14日に行われ、熊本大学のくまのこどう選手が優勝した。
雀魂杯は学生麻雀連盟が主催する「雀魂」を用いた学生大会。「東場」から「北場」まで毎回異なるルールで年4回開催。さらに、各大会の優勝者が集い日本一の学生を決める「グランドファイナル」を行う。今年度から高校3年生以下が対象のU-18部門を新設し、従来の雀魂杯と並行して実施する。
雀魂杯は従来の麻雀番組よりe-sportsを意識した配信構成となっており、放送画面では選手の対局データや表情などがリアルタイムで表示され、選手はスタジオで向かい合いながら雀魂で対戦した。
▼配信アーカイブ
大会後援・協賛社
【協賛・パートナー(敬称略)】
・OMEN
https://www.omen.com/jp/ja.html
・株式会社ディスクシティエンタテインメント
https://www.diskcity.co.jp/
・どんどん亭
https://www.dondontei.com/
・AMOS
https://shop.taiyo-chemicals.co.jp/
・大洋技研株式会社
http://www.taiyo-chemicals.co.jp/
・麻雀就活フェスタ
http://mahjong-festa.jp/
・雀魂
https://mahjongsoul.com/
【主催】
一般社団法人学生麻雀連盟(https://gakusei-majan.com/)
決勝出場者(敬称略)
西場の総参加者数は499名。予選、本戦を勝ち抜けた4名にて決勝戦が行われた。
【決勝進出選手】
くまのこどう(熊本大学)
s0ra3(長野工業高専)
ふわふわニャン(京都大学)
伊藤鷹輔(同志社大学)
ファーストステージとしてまず2半荘を行い、それまでの合計得点と半分とした後、最後のファイナルステージが1半荘行われる。
2戦終わった時点で、ファイナルステージでトップを取れば逆転できる位置で粘る事、また、先行している場合は大きくリードを広げてファイナルステージでトップじゃなくても優勝できるポイントを目指す、など戦略性が問われるゲームシステムとなっている。状況を加味した難しい判断が求められるシステムだ。
戦いの模様
第1試合は東1局の親番で6000オールを決めたふわふわニャン選手が大きく抜け出す。オーラスにはダマテンでふわふわニャン選手から8000のアガリで雀魂段位戦ルールを活かした飛び終了でゲームを決めた。
しかし第2試合は真逆の展開に、くまのこどう選手がふわふわニャン選手から大きなアガリを決めるなどトップラスを作り、最終的にはs0ra3選手が3着を確保するためふわふわニャン選手を飛ばす決着に。着順は1回戦とまるごと入れ替わる結果となり、FINALSTAGEは完全な着順勝負に。
FINALSTAGEはまずs0ra3選手が3000・6000のアガリで一歩リード。
しかし各選手が着実な攻めでs0ra3選手を苦しめていく。南2局まで進んでも全選手チャンスがある状況が続いていた。
南3局4本場 s0ra3選手が決めた久々のアガリ。4本場の供託2本の状況での4000オール。決定打に近い値千金アガリとなったが・・・
南3局はくまのこどう選手がふわふわニャン選手から8000のアガリ。これでくまのこどう選手はs0ra3選手との点差を11900点差に縮めて跳満のアガリで逆転優勝となる状況となった。
南4局、くまのこどう選手が平和赤1、高めドラの聴牌、ドラをツモって裏1という限定的な条件でのリーチに踏み切った。
を見逃した直後にドラのツモ、祈りながら押したアガリボタン。裏ドラ条件を満たしての逆転優勝となった。
優勝したくまのこどう選手は「苦しい展開でしたがいい場面で効果的なアガリを決められたことが大きかったです。裏ドラは本当にお祈りでした。熊本大学麻雀部もたくさん活動しているので、熊本大学の皆様はぜひ見学しに来てください!」と喜びを語った。
今後の開催日程
年明け2025年2月に北場、U-18北場が開催、グランドファイナルも同2月に開催される。
配信アーカイブ
▼配信アーカイブ
雀魂(じゃんたま)について
2023年6月に登録ユーザー数が1000万人を突破した、オンラインで全世界のプレイヤーとリアルタイムで対戦できる麻雀ゲームです。全世界のプレイヤーと対戦を行うことができる「段位戦」、チャットを送れる友人と好きなルールで対戦できる「友人戦」、プレイヤー同士で開催/参加できる「大会戦」など、さまざまな対戦スタイルにより麻雀の初心者から上級者まで幅広くお楽しみいただけます。