学生麻雀連盟が主催する「雀魂杯 学生麻雀選手権 2023-2024南場」が7月16日に行われ、東京大学のSmatsu選手が優勝した。
よりe-sportsを意識した配信構成となっており、放送画面では選手の対局データや表情などがリアルタイムで表示され、選手はスタジオで向かい合いながら雀魂で対戦した。
パソコン周辺機器メーカーなどが協賛し、優勝者、決勝進出者に豪華な賞品が贈られることとなった。
大会後援・協賛社
【スポンサー】
株式会社ディスクシティエンタテインメント(https://www.diskcity.co.jp/)
株式会社マウスコンピューター(https://www.mouse-jp.co.jp/)
どんどん亭(https://www.dondontei.com/)
【パートナー】
AMOS(http://www.taiyo-chemicals.co.jp/business/mahjong/)
雀魂(https://mahjongsoul.com/)
大洋技研株式会社(http://www.taiyo-chemicals.co.jp/)
麻雀就活フェスタ(https://mj-news.net/news/gakusei-majan/20230324201074)
【協力】
雀魂(https://mahjongsoul.com/)
【主催】
一般社団法人学生麻雀連盟(https://gakusei-majan.com/)
決勝出場者(敬称略)
南場の総参加者数は355名。学生たちの熾烈な戦いの場となっている雀魂杯のグランドファイナルには東場から北場の王者が出揃い高レベルの戦いが行われた。
Smatsu(東京大学)
竜野(神奈川工科大学)
精神旺盛(東京学芸大学附属高校)
ファーストステージとしてまず4半荘を行い、それまでの合計得点と半分とした後、最後のファイナルステージが1半荘行われる。
4戦終わった時点で、ファイナルステージでトップを取れば逆転できる位置で粘る事、また、先行している場合は大きくリードを広げてトップじゃなくても優勝できるポイントを目指す、など戦略性が問われるゲームシステムとなっている。状況を加味した難しい判断が求められるシステムだ。
戦いの模様
1回戦は東2局の親番で大きく加点を重ねた竜野さんが大きく抜け出してトップ獲得。
2回戦の東1局、精神旺盛さんが威圧感のある2副露。1手がわり大三元の現状跳満聴牌となっていたが親の竜野選手が果敢にリーチ。一発ツモの4000オールでこの試合も一歩リード。
しかし、精神旺盛選手、Smatsu選手がそれぞれ親番で大きな加点に成功。Smatsu選手は東3局4本場で竜野選手から18000の直撃を決めて大きなリードを得た。
そのリードを守るどころか更に広げたSmatsu選手が2回戦で8万点を越える特大トップとなった。
3回戦は精神旺盛選手が一時リードを得るもオーラスは全員が4万点以下の状況で迎えた。最後の親番でSmatsu選手が一発ツモの6000オールを決めてリード。
そして1本場では3軒聴牌の競り合いを制して4000オールとリードを広げて連勝を飾った。
4回戦でもSmatsu選手の勢いは留まるところを知らない。東1局の3000・6000に始まりリードを広げ、南2局の自信の親番では2巡目リーチでの4000オール。オーラスも竜野選手のリーチを受けるも同順にアガりきっての3連勝決着で他の追随を許さぬ状況を作りあげた。
FIRST STAGEを終えて、Smatsu選手が75.9ポイントを持ち越しFINALSTAGEへ。2位の竜野選手とは106.9ポイント、3位の精神旺盛選手とは120.8ポイント差。トップラスでの順位点は40ポイントの為、大きな素点差をつけた上でのトップラスが求められる状況となった。
ここまで苦しい展開が続いていた精神旺盛選手が大きく加点に成功して南入。現状Smatsu選手が9000点持ちのラス目であわよくばの状況が到来した。
南2局、精神旺盛選手が更に加点を決め、あと僅かでSmatsu選手をトータルスコアで逆転する位置まで来たところでSmatsu選手と竜野選手の2軒リーチに。
ここをSmatsu選手が制して2着目に浮上。着順が入れ替わり再びSmatsu選手が有利な状況でのオーラスとなった。
精神旺盛選手の優勝条件はSmatsu選手からの5200、ツモは三倍満条件となった。
最終局、竜野選手が国士無双のイーシャンテンにたどり着いたもののリーチで勝負に出たSmatsu選手のアガリで決着。優勝に華を添えた。
エキシビションマッチでは木原浩一、咲乃もこさんと優勝したSmatsu選手の対決。木原が親番で怒涛の連荘で大量リード。Smatsu選手が最終局に逆転のアガリで2着に浮上する決着となった。
優勝したSmatsu選手は「本当にすごく嬉しいです、1回戦、最終戦は苦しい場面もありましたが、2~4回戦は運もついてきてとても気持ちよく打つことができました。」と喜びを語った。
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雀魂(じゃんたま)について
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