2021年現在、綱川隆晃が持つAリーグまでのストレート昇格の記録は、いまだに日本プロ麻雀協会で破られていない。現在はB1リーグに所属となってはいるものの、その実力は誰しもが認めるところだろう。また、落ち着いた雰囲気と分かりやすい解説から、多くの動画で実況・解説役も勤める。趣味はゲームだといいYoutubeに自分のチャンネルを持ち、ゲームの実況動画配信を行っている。シューティングゲームや麻雀ゲームがメインで、麻雀ゲームでの自分で解説しながらの実況は、見ていてプロの思考が分かりやすく好評だ。本記事ではそんな綱川隆晃の魅力に迫ろう。
目次
綱川隆晃プロの基本情報・プロフィールデータ
名前 | 綱川 隆晃(つなかわ たかあき) |
生年月日 | 1985年9月27日 |
出身地 | 東京都 |
所属団体 | 日本プロ麻雀協会 |
血液型 | A型 |
趣味・特技 | ゲーム |
公式SNS | Twitter YouTube |
プロ入会年 | 2007年第6期後期 |
主なタイトル |
第9回オータムチャレンジカップ優勝 |
タイトル戦の動画配信では実況・解説としてもお馴染みの綱川の趣味はゲーム。現在はAPEXと雀魂に夢中になっており、趣味のゲームを活かしたYoutube動画の配信も行っている。
経歴
アマチュア時代: 『六大学麻雀リーグ』で早稲田大学副将として活躍
2014年:第9回オータムチャレンジカップ優勝
2015年:第22期發王位戦 決勝 3位
2017年:第12回オータムチャンピオンシップ優勝
2019年:第2回 朱雀リーグ 決勝4位
麻雀との出会い・きっかけ
綱川プロと麻雀との出会い・きっかけは定かではないが、早稲田大学在学中には既に『六大学麻雀リーグ』で活躍していたことから、既にこの時には麻雀の腕を身に着けていたことが分かる。『六大学麻雀リーグ』で早稲田の副将として戦ったことで麻雀に対する洞察が深まり、プロになった理由に繋がっていると予測される。そしてプロ入り後、ストレートでAリーグまで昇格するという、記録を達成させた。現在ではプロとしてはもちろん、解説など多岐にわたって活動を行なっている。
綱川隆晃プロの打ち方や雀風
本人としては雀風を問われると「ホンイツ」と一言。もちろんオーソドックスな手順も取れるのだが、ホンイツへの流れを頭に入れた打ち筋がその真骨頂だ。遠くとも高い仕掛けを好み、打点も高い。Youtubeでの実況配信を見てみると、自分の手を解説しながら打っているため、非常に合理的に手のチョイスをしていることが分かる。
綱川隆晃プロの対局時の様子
第12回オータムチャンピオンシップ(2017/9)
前身となるオータムチャレンジカップで、初のタイトルを獲得した綱川。次のタイトルも名称は変ったものの、オータムチャンピオンシップだった。当然、決勝戦のメンバーは強敵揃いだったが、裏ドラ一発無しのルールを制したのは、またも綱川だった。偶然役が無い分、運に左右されにくいルールに強いともいえるだろう。
二回戦ラス前まで、綱川のあがりは1000+2000一回のみだが、一人テンパイが2回あったこともあり、トップに微差の2位をキープしていた。他家から先制のリーチを受けて、カンチャンと受けは悪いながらもリーチ棒込みであがりトップ確定のリーチ。勝機を逃さずツモあがった。さらに三回戦では国士無双を自摸あがり、見事に勝負を決めたのだった。
第9回オータムチャレンジカップ(2014/9)
綱川プロが頭角を表した試合だ。この日は手に恵まれ、高く手早い手が出来上がる。2回戦東四局では、親の綱川プロ得意のホンイツの仕掛け。テンパイ後、加カンによる嶺上開花で4000オール。綱川の攻撃的な打ち筋が光った。
そして、この日を象徴するようなあがりは東四局。綱川プロは第一打時にダブルリーチ。他のメンバーに勢いの違いを感じさせた。そして、数巡後に打ち出されたでロン。手を開けてみるとダブルリーチ、メンホン、チャンタ、役牌の驚愕の倍満。そのまま初タイトル獲得へとつなげた。
SNSでの評価・評判
Twitterでは雀魂の結果や自身の対局の結果などを報告している綱川。それだけに周囲からはファン・プロ問わず、たくさんの声が寄せられている。
引き続き綱川隆晃プロ(@green23468r)の良いところをつぶやかせていただきます。
— 木原浩一 (@sonoharasaika) July 22, 2021
2・義理堅い
将来超人気配信者になっても、お世話になった人や、初期から配信に来てくださるリスナーのことをきっと大切にすると思います。応援していると良いことがあるのではないでしょうか。将来性に投資しよう!
同団体の木原浩一からのツイート。綱川の人柄の良さが垣間見える。
@green23468r
— 日本TOP4 (@JPN_TOP_4) July 29, 2021
づながわざぁぁぁぁぁん。゚(゚^ω^゚)゚。
雀聖になれましだぁぁぁぁぁっっっぁぁぁあああああああああ。゚(゚^ω^゚)゚。。゚(゚^ω^゚)゚。 https://t.co/TJ8nrffwaV
雀魂にて、雀聖になったことを喜び、思わず綱川に報告するファンも。上記の木原からのツイートの通り、綱川はファンに対して良く返信をする。このツイートでも「おめでとう」の声を残していた。
まじでこれ通過あるよ!
— おだじょー🌕いつも心に海底撈月 (@odajoh_RINK) July 26, 2021
明日はぜひ卓に張り付いて連勝ジャマーになっていただきたい笑
予選さえ通過できれば綱川さんの腕なら優勝全然あるやろ
で、レッドブルにアピールしてMリーグ参戦してもらってMリーガー・・・ないかw#じゃんたま #雀魂 #RedBull5G https://t.co/kjK3p6jL2M
綱川にMリーガーになって欲しいと願うファンも。
綱川隆晃プロニュース・こぼれ話
Youtube「つなちゃんねる!」が登録者数3000人を突破
Youtuberとしての人気度を図るバロメーターとなるのが、チャンネル登録者数だ。チャンネル登録をしているということは、定期的な視聴者がついているということ。コンテンツのレベルが保証されている証といえよう。綱川プロの「つなちゃんねる!」は麻雀ゲーム「雀魂」の実況動画を中心に活動しており、見事にユーザをつかむことに成功している。
ついに「雀魂」にて自分の名前を冠した大会を開催
綱川プロのYoutubeチャンネルで、メインコンテンツとして配信している麻雀アプリ「雀魂」。2021年7月17日、チャンネル登録者数3000人突破を記念し、アプリ上のイベントを実施した。その名も「つなちゃんねる!登録者数3000人突破記念ワンデイ大会」。多数のプロも参加し、大盛況のうちに幕を降ろした。次回も「つなちゃんねる!カップ」の開催に期待したい。
麻雀プロ初の四麻魂天到達!
2021年8月14日、生配信にて雀魂最高段位「魂天」に昇段!(昇段の瞬間は1:43:00~)
とよぴ~さん(@toyopii0044)に魂天到達の瞬間を切り抜いてもらいました(っ´ω`c)あの感動をもう一度…
— 綱川隆晃 (@green23468r) August 16, 2021
元動画:https://t.co/IIiOrxjfP1 pic.twitter.com/KG1Ojm1ziv
2着以上なら昇段という状況に多くのファンが固唾をのんで見守る中、自らアガリを決めトップで魂天となった。安堵の声を漏らし、喜びに浸る綱川に「次は三麻の魂天を目指すか?」という質問をなげかけたところ、「三麻は苦手なので予定はありません。それなら四麻でもう一回魂天めざします。やりませんけど」という回答であった。
魂天となった綱川の今後の活躍に乞うご期待!!