麻雀プロリーグ「大和証券Mリーグ2020」のレギュラーシーズン7日目の対局が10月15日(木)に開催された。
第1試合
第1試合は寿人、石橋、松本、瀬戸熊の対戦。
この半荘は熾烈な叩きあいとなった。まずは寿人のドラポンに対して果敢に攻め込んだ瀬戸熊が寿人から8000のアガリを決める。
東2局には松本のリーチを受けながらも石橋がタンヤオ・七対子・赤2・ドラ2の12000を松本からアガりトップ目に立つ。
東4局には仕掛けた寿人が瀬戸熊から12000のアガリ。全者に大きなアガリが乱立して混戦模様となる。
しかし混戦を吹き飛ばしたのは南3局で親番を迎えた瀬戸熊の「クマクマタイム」。まずは苦しい形の5800で寿人との競り合いを制すると、更に18000、12000と3連続で寿人からのアガリを決めて一気に大トップ目に浮上。6万点トップで今季初勝利を飾った。
第1試合結果
1位 瀬戸熊(雷電)+80.9
2位 石橋(Pirates)+11.3
3位 松本(ABEMAS)▲23.0
4位 寿人(麻雀格闘倶楽部)▲69.2
第2試合
第2試合は前原、朝倉、日向、瀬戸熊が出場。瀬戸熊は連戦出場で早くも今季4試合目となった。
東2局に前原が平和ドラ3のリーチをツモり3000・6000の好発進。
しかし、日向がメンホン・七対子の8000、続く親番では朝倉との2軒リーチを制して12000と立て続けに大物手を決めトップに浮上する。
南3局4本場には4着目の朝倉がホンイツ仕掛けで4000オールのアガリを決めて2着に浮上。
オーラスは日向以外の3者は跳満ツモでトップになる条件。しかし超僅差の戦いとなったため4着目の前原は2着を目指すリーチを敢行。
結果は瀬戸熊から1300のアガリで3着に浮上しての決着となった。
第2試合結果
1位 日向(ABEMAS)+57.6
2位 朝倉(Pirates)+1.9
3位 前原(麻雀格闘倶楽部)▲18.8
4位 瀬戸熊(雷電)▲40.7
10月15日トータル結果
雷電 +40.2
ABEMAS +34.6
Pirates +13.2
麻雀格闘倶楽部 ▲88.0
麻雀格闘倶楽部のみがマイナスとなり、開幕8戦で約200のマイナスと苦しいスタートとなった。しかし毎年中盤以降にしっかり巻き返しを見せる麻雀格闘倶楽部。今後の戦いに注目が集まる。