麻雀プロリーグ「大和証券Mリーグ2020」のレギュラーシーズン57日目の対局が1月14日(木)に開催された。
第1試合
第1試合は村上、朝倉、勝又、前原の対戦。
東1局は村上のリーチが入る中、朝倉が前原からダマテンで12000のアガリを決めて一歩リード。
その後の1本場でも勝又のリーチをかわして親の朝倉が1300オールの連荘を決めた。
東2局には勝又が地道に連荘を決める。2本場ではドラドラのタンヤオイーシャンテンから3面張部分からチーテンを取り村上から5800のアガリを決めた。
その後の3本場では村上がドラドラの嵌張リーチをツモって2000・4000。上位との点差を縮めた。
東4局では勝又がダマテンで2000・4000。わずかながら朝倉をかわしてトップに浮上して南入。
南1局1本場では前原と村上の競り合いになるも村上が1000・2000のアガリとなった。
しかし南2局に親番を迎えた勝又がまたも連荘。村上からの5800、6000オール、4000オールと次々にアガリを決めて大きくリードを広げた。
南3局1本場は村上が11巡目に国士無双の聴牌にたどり着いた。待ちのは3枚切れの牌で、仕掛けていた朝倉が掴んだが、村上の聴牌を警戒してオリにまわり、親の前原がアガリを決めた。
オーラスは3着争いが接戦となった。4着目の前原が先制リーチに辿り着いたが、トップ目の勝又のダマテンに捕まり決着。勝又は先日の連続4着を1戦で取り返す大きなトップを獲得した。
第1試合結果
1位 勝又(風林火山)+96.0
2位 朝倉(Pirates)+5.1
3位 村上(ドリブンズ)▲35.2
4位 前原(麻雀格闘倶楽部)▲65.9
第2試合
第2試合は園田、石橋、亜樹、高宮が出場。
東2局の親番の園田がドラポンの仕掛けで石橋から12000のアガリで一歩リード。
東4局には亜樹がメンホンのダマテン。石橋から8000のアガリで園田との点差を縮めた。
南2局2本場、更にダメ押しを狙った園田だったが高宮の後付けの仕掛けに捕まり3900。まだまだトップ争いは予断を許さない状況となる。
南3局1本場では親の石橋が七対子ドラ2のリーチ。しかし高宮が七対子赤1を園田からアガってオーラスとなった。
南4局は親の高宮が平和ドラドラ、高め一気通貫のリーチに辿り着く。なんとリーチ時は高めのが山に4枚。ツモるのは時間の問題かと思われたが園田もホンイツの仕掛けで聴牌にたどり着く。熾烈なめくりあいとなったが園田がツモって決着。辛くも園田が逃げ切りトップを決めた。
第2試合結果
1位 園田(ドリブンズ)+58.2
2位 高宮(麻雀格闘倶楽部)+6.8
3位 亜樹(風林火山)▲13.9
4位 石橋(Pirates)▲51.1
1月14日トータル結果
風林火山(勝又1着・亜樹3着)+82.1
ドリブンズ(村上3着・園田1着)+23.0
Pirates(朝倉2着・石橋4着)▲46.0
麻雀格闘倶楽部(前原4着・高宮2着)▲59.1
風林火山、ドリブンズがそれぞれトップと3着を獲得。しかし素点さが大きく、加算ポイントが60ポイント程度の差がついた。3位の麻雀格闘倶楽部が苦戦し、マイナス圏に突入したことで3位から6位が一気に接戦となった。