麻雀プロリーグ「大和証券Mリーグ2020」のレギュラーシーズン88日目の対局が3月9日(火)に開催された。
第1試合
第1試合はたろう、近藤、滝沢、多井の対戦。
東2局1本場で親の多井が2600オールのアガリを決めて一歩抜け出す。
東3局3本場では滝沢が多井から5200のアガリで点差を縮める。
東4局1本場は多井が仕掛けて片アガリの純チャンで局を進めて南入。
南2局1本場は多井が2600オールのアガリを決めて更にリードを広げる。
南2局3本場ではたろうが1300・2600のアガリで2着争いで優位に立った。
南3局、南4局は多井が着実にアガリきって決着。完璧なゲームまわしで多井が完勝となった。
第1試合結果
1位 多井(ABEMAS)+64.2
2位 たろう(ドリブンズ)+6.4
3位 滝沢(風林火山)▲23.6
4位 近藤(フェニックス)▲47.0
第2試合
第2試合は村上、茅森、勝又、多井が出場。
東1局は勝又が赤赤の手で仕掛けて1000・2000のアガリ。
東2局では多井がドラ赤赤の仕掛けで2000・4000。一歩リードを得た。
東3局は親の茅森のリーチを受けながらも村上がホンイツの仕掛けで3000・6000を決めて一気にトップ目に浮上。
東4局では多井がホンイツの仕掛けで茅森から12000のアガリで村上とのマッチレースに。
南1局1本場では勝又が1000・2000のアガリで3者の競り合いの様相に。
南2局では茅森が多井から5200のアガリ。トップ目は村上に入れ替わって南3局となった。
南3局は多井が500・1000のアガリで再び微差のトップ目でオーラス親番を迎えたが、オーラスは村上が仕掛けてアガリきって決着。ここ一番で大きな1勝を勝ち取った。
第2試合結果
1位 村上(ドリブンズ)+58.4
2位 多井(ABEMAS)+13.7
3位 勝又(風林火山)▲12.0
4位 茅森(フェニックス)▲60.1
3月9日トータル結果
ABEMAS(多井1着・多井2着)+77.9
ドリブンズ(たろう2着・村上1着)+64.8
風林火山(滝沢3着・勝又3着)▲35.6
フェニックス(近藤4着・茅森4着)▲107.1
首位ABEMASが更にスコアを伸ばすことに成功。ドリブンズも村上のトップで3位に浮上。セミファイナル進出をほぼ決定的なものとした。フェニックスは大きく苦しみ8位に陥落。残り2戦での逆襲が必須な状況となった。