こんにちは!赤坂ドリブンズの広報担当です!Twitterでの実況ツイートなどもしているのですが、そこから漏れてしまったり深堀ったりしたドリブンズメンバーの思考を1分程度で読める記事にしていきたいと思います。これであなたもドリブンズの思考がわかってしまいますよ!
第2回は10月11日1回戦のこの局面です!
オヤの近藤選手が早々にをでチーしています。
ドラをツモるとマンガンになるため、リーチで問題ないように見えますが、村上の選択とは・・・
近藤選手は2枚目のを切ったときにをチーしています。
これ、実はドラがたくさんある超恐い仕掛けなんですね。
仕掛けたときにはが1枚で赤と合わせてドラ2でしたが、そこから続々とを引いてドラがアンコになりました。
村上「ドラがいっぱいありそうなことは、ある程度わかっていましたね。特に打のときにドラが固定されたんじゃないかと思っていました」
そう、ダントツの近藤選手がオヤで両面チーから入って安いわけがないんです。1,500点で連荘しても意味がありませんからね。赤が入っているので正確にはわかりませんが、は2枚以上のことが多いんじゃないでしょうか。いずれにしても打点は最低5,800と想定できます。
それをわかっている村上、果たしてどうするのか・・・熟考に入ります。
ずん・・・
ずずずん・・・
ずずずずずずん!!!!
村上が出した答えは切りダマテン!
出ました、リーチ超人の必殺技「ダマテン」!
ワンチャンスのぐらいは押してテンパイを組みますが、が薄いことと、近藤選手が高いことがわかっているので、次に何か危険牌を引いたらオリる予定です。
そして・・・
次巡に近藤選手のアタリ牌を掴むと・・・
きっちりオリに回り、12,000放銃となっていたところを流局で凌ぎ切るという超ファインプレーとなりました!
村上「の最終手出しも入っているので、その付近で超危険なは打ちませんでした。そのためのダマテンなので」
さて、ここからが本題です。
村上はクラブハウスに帰ってきてが12,000へのアタリ牌だと聞くと、こう言いました。
村上「じゃー、が残ってくれてよかった!が残ったらリーチしてるから放銃してた」
麻雀では、いくつかの運命があります。
その中で、どうしようもないものもあるわけです。
今回でいうなら悪くなさそうなが残ってしまうこちら↓の世界ではどうしようもないわけですね。
村上といえど、リーチをかけて次巡に放銃です。
大事なのは、薄いとわかっているが残る運命のとき、ダマテンに構えてでオリられるかどうか。
どうにかできる運命の中で実力を発揮して明るい未来を切り拓いていけるかどうかが、麻雀プロの実力であり、今回の村上がとった選択ということになるわけです。
リーチ超人がナイスダマテンで未来を切り拓いてくれました!
Go!Drivens!
■赤坂ドリブンズは、今週のMリーグには10月19日(金)に登場!19時からAbemaTV 麻雀チャンネルにて放送予定となっています。