ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第88回「新次元麻雀 著:ASAPIN その6」第二章 8 大きく離れたトップ目がいるなら平場ではないとはいえ、別の二人と僅差であればケイテンの価値は十分にあると言えます。 逆に言えば、上位者とも下位者とも離れていて着順争いしている他家がいない場合はケイテンの価値が低く、局収支期待値上はテンパイ取りが有利であっても切る牌の放銃率が高ければ降りが無難と言えます。 点数...
ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第87回「新次元麻雀 著:ASAPIN その5」第二章 1 麻雀を覚えたての段階だと手役がつかない鳴きをしてしまうミスをしがちというのも、ケイテンの価値が低く見積もられがちな原因かもしれません。 確かに、巡目が十分にある段階で、メンゼンの1シャンテンから鳴いてアガリ目のないケイテンにしてしまうのは明確に損な選択ですが、流局間際に容易に取れるケイテンを逃してしまうのも...
ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第86回「新次元麻雀 著:ASAPIN その4」第一章 17 いわゆる後々付けの鳴き。現麻本講座23p120でも取り上げましたが、①手役を作る受けが3種以上②鳴くことで悪形を処理できる③(僅差のアガリトップなので)アガリ、テンパイの価値が非常に大きい。 この3条件を満たしているので鳴きが有力とみます。途中でアガリ目が無くなってしまう可能性のある仕掛けというのはどうし...
ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第85回「新次元麻雀 著:ASAPIN その3」第一章 11 例の通り順位点を2−1−0−▲3とおくと、麻雀順位計算機より、局の開始時点の順位点期待値は約0.617。トイメンから12000アガった場合は約1.695。 四暗刻になったばあいは必ずトップとしても2止まり。打点は4倍でも順位点的には1.3倍程度の価値しかないとなるとダマにしておくのが無難ですね。 残り局数...
ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第84回「新次元麻雀 著:ASAPIN その2」第一章 5 ホンイツ狙いの場合の他色のドラや、タンヤオ狙いのヤオチュウ牌のドラといったケースは別として、手の内で使いやすいドラが出て行く手牌を考えると、ほとんどのケースは1シャンテン以内になっていると思います。 今回は親で安牌が残る形なので結局鳴いて手を進めますが、「この牌が切られるなら、○シャンテン以前とは考えにくい...
ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第83回「新次元麻雀 著:ASAPIN その1」第一章 1 麻雀は4面子1雀頭を作るゲーム。つまり5つ目以降の面子候補は必ずしも必要というわけではないので、局面によっては何らかの理由で浮き牌を残して面子候補を1つ外す選択肢が候補に挙がります。 今回のように仕掛けに打ちづらい牌を引いた時にその牌を面子候補として使えるようにするというのもその一つ。 この手の技術は従来の...