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ネマタの戦術本レビュー第85回「新次元麻雀 著:ASAPIN その3」

ネマタの戦術本レビュー第85回「新次元麻雀 著:ASAPIN その3」

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第一章

11 例の通り順位点を2−1−0−▲3とおくと、麻雀順位計算機より、局の開始時点の順位点期待値は約0.617。トイメンから12000アガった場合は約1.695。
 四暗刻になったばあいは必ずトップとしても2止まり。打点は4倍でも順位点的には1.3倍程度の価値しかないとなるとダマにしておくのが無難ですね。
 残り局数が少なく、アガリが着順に直結するケースだと、順位点絡みのルールによって判断が変わってくることがよく分かります。

12 こちらも9に引き続き、降りてあがられても結果がさほど変わらないので、テンパイなら「ラス回避のためにも」押すべきところ。
 勝負どころという表現はよく使われ、特に決まった定義はありませんが、局終了時の結果が最終的な着順に大きく影響すると予想される局面ということは多くの方の共通の見解になっていると思われます。

13 チートイツ1シャンテンと、鳴いてトイトイ2シャンテンとの比較でも、アガリ率だけなら基本後者が勝ります。
 4トイツということは何らかの牌がトイツになれば同等の条件になるので、やはりアガリ率だけなら鳴いてトイトイが勝りますが大差あるわけではないので、特に条件がなければ打点と守備力の兼ね合いからスルーするところ。
 逆に言えば今回のように、打点も守備力も不要な局面では強引にトイトイを狙う方が有力になります。
 慣れていないとなかなかできない選択なので、手役の面子候補が揃っていないとなかなか鳴けないタイプの人は意識しておきたいところです。

14 現麻本や天鳳本で取り上げました、リーチに対する基本的な押し引き基準は、ドラの所在が不明であることが前提。
 今回のようにドラの所在が全て分かるようなケースは稀ではありますが、放銃時の打点が予想しやすいのであれば判断が変わってくることも大いにあります。
 今回はここまでドラが見えていなくても、着順を争っている他家の親を流せるだけでも大きいので、親に通っていてトップ目に通っていない牌があるなら積極的に差し込みにいってよさそうです。

15 安くて遠くて守備力に不安がある仕掛けでも、局面や仕掛け方から、他家を降ろしやすいのであれば実質的に守備力があるとみて仕掛ける手もあります。
 ただ今回はできれば打点が必要な点数状況かつ、序盤でスルーしてもタンヤオチートイツ2シャンテンなので、個人的にはトイトイが残るポンはしてもチーはまだしないつもりで打っています。

16 確かに役有りテンパイになるに越したことはないですが。ピンズの4連形が面子候補になった場合もマンズの形が残っている方がよく、役無しリーチを打つのが明確に損というまでではないので、の形を残してまで面子候補を外すほどではないとみます。
 打点は不要なので、くっつきでアガリやすい待ちを作りやすいようにドラ表示牌のを切ります。

 

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この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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