土田の麻雀道土田の麻雀道 88.急がば回れ トップ目のときは急ぎすぎて自滅することのないように注意しましょう。2番手でトップを取りに行くときもそうですが、急いで仕掛けてしまって失敗するケースというのは多くあります。自分の持っている位置エネルギーによって山は積まれています。偶然ではなく、エネルギーどおりのツモ筋がやってくるという考え方です。オーラスまでの内容が良...
土田の麻雀道土田の麻雀道 87.傍観ではなく静観 ラス目でオーラスを迎えました。跳満ツモで2番手に、倍満ツモでトップまで行けます。一方で、トップ争いは和了ればトップになるような状況です。このような状況ではどういう構えで麻雀道をしていくのか、考えてみましょう。 ドラはです。を引きました。傍観するタイプの打ち手は字牌を選択します。自分が振り込んで着順を変えてしまうのは...
土田の麻雀道土田の麻雀道 86.着どり仕掛けの弱さ オーラスの構え方についての話しです。トップとは大きく離れてしまっているときに、2番手で終わりたい、3番手で終わりたい、ラスは引きたくない、といった思いがあると思います。ですが、そのゲームで麻雀が終わりではありません。どうしようもない手であればやむを得ませんが、1つ上へ行ける可能性があるのに狙わないのは情けないことです...
土田の麻雀道土田の麻雀道 85.ツモってもアガらない オーラスはトップでもラスでも次につなげていく局だと思ってください。着順決定というだけの局ではありません。 オーラスでトップ目です。満貫をツモられても変わらないくらい離れています。6~7巡目の早い段階でをツモりました。和了ればトップですが、最終形がこの終わり方でいいのでしょうか。リーチをするかは自由ですが、を切って、...
土田の麻雀道土田の麻雀道 84.勝利より誇りをもて オーラスでは誇りを持つことよりも、トップを取りたい思いのほうが強いかもしれません。しかし、自分の可能性を試されているような手牌が来たときには、誇りを持って強い意志でチャレンジしてください。 オーラスでトップ目です。カンをチーすれば待ちでテンパイできますが、目先のトップに目がくらんではいけません。が出てきたらポンでい...
土田の麻雀道土田の麻雀道 83.結果より内容 オーラスの打ち方、特にトップ目の打ち方が大事です。麻雀は「結果よければ全てよし」ではありません。結果より内容です。これが道なのです。少し自分の中のハードルを上げましょう。 オーラスで西家の7巡目、トップ目です。ドラはです。2番手とは7000点差ほどです。を引きました。多くの人は、ドラのを切って、平和、赤1をダマテン...
土田の麻雀道土田の麻雀道 82.思考・哲学の結集局 4人のドラマもさることながら、自分自身のドラマ、葛藤、悩み、思いなどが積み重なってオーラスを迎えています。オーラスというのは、ただの1局ではありません。順位を決めるためにあくせくする局でもありません。何番手であろうと、その結果を自然に受け止めていく局です。 どこへ向かって何を目指して打っているのか、なぜ麻雀をしてい...
土田の麻雀道土田の麻雀道 81.オーラスはオーラスに非ず オーラスの心構えとして「オーラスはオーラスに非ず」というのが麻雀道の基本です。今日が最後のゲームではなく、明日も来月も来年も、麻雀の道は続いていきます。この先麻雀をする機会はずっとあるのにもかかわらず、オーラスでトップを取ることや、ラスを引かないようにすることに、汲々としていないでしょうか。トップを取ることだけが最良...
土田の麻雀道土田の麻雀道 80.ワラにもすがらない 何とかしたいと思っているところに助け舟かのような牌が出てきて、ワラにもすがるような思いでチー・ポンするときがあると思いますが、負けているときはワラにもすがらない。この強い気持ちで負けてください。負けているところから、何とかして勝つ道筋を見つけようと考えるのは、もちろん打ち手として必要なことかもしれません。しかし、その...
土田の麻雀道土田の麻雀道 79.字牌に心血を注ぐ 負けているときの字牌の扱い方で、その打ち手の麻雀観、麻雀哲学、思想信条、といったものが透けて見えてきます。麻雀というゲームを大切にしている人は、字牌の扱いが丁寧です。 負けているときは、要らない字牌がポンされやすい状況に置かれやすいです。字牌をポンされて、和了られてしまうという負の連鎖が続いていくケースが多いです。...