ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第454回「麻雀勝ち組の鳴きテクニック 著:川村晃裕 その6」第1章テーマ12 「雀頭が無い(無くなる)鳴き」はしないと言われることもありますが、これは「雀頭が有る(無くならない)鳴き」ほどはアガリやすくならないので、打点や守備力との兼ね合いで鳴かないケースが増えるという意味です。メンツよりは雀頭の方が作りやすいので、鳴き手役があるならアガリやすさだけなら雀頭が無くなるとしても...
ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第453回「麻雀勝ち組の鳴きテクニック 著:川村晃裕 その5」第1章テーマ9 後々付けの鳴き判断については、「もっと勝つための現代麻雀技術論第122回」で取り上げましたのでそちらも御参照下さい。 見える手役が複数あると言っても、練習問題2のように手役絡みのメンツ候補を作る孤立牌が役牌のみの場合に手役に絡まないメンツ候補まで仕掛けた方がアガリやすいと言えるかは微妙です。スルーし...
ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第452回「麻雀勝ち組の鳴きテクニック 著:川村晃裕 その4」第1章テーマ7 メンツが1つもなく手役のメンツ候補が揃っていない形。鳴きがきく手役をつけることが最も活きる形。役に絡まないメンツ候補より役絡みの浮き牌を残します。 役に絡まないといってもリャンメンまで落とすかどうかは手牌次第ですが、Q7はを残した方がアガリやすいと言えるメンツができるツモはくらいなのでリャンメン落と...
ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第451回「麻雀勝ち組の鳴きテクニック 著:川村晃裕 その3」第1章テーマ5 鳴いても手役がつくならメンツ候補を鳴きによってメンツにすることが可能になります。つまりは完成メンツが1つも無く、メンツ候補は揃っていてもメンゼンではメンツにしにくい悪形ばかりである場合が最も鳴き手役をつけることによる恩恵を受けやすいと言えます。厳密に正しいと言えるかを検証するのは難しいですが、基本的に...
ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第450回「麻雀勝ち組の鳴きテクニック 著:川村晃裕 その2」第1章テーマ3 からを仕掛けてクイタン移行についてはテーマ2でも取り上げられました。実戦ではやといった1手前の時点で意識できているかどうかも重要になります。 実際に鳴くかどうか、クイタンに移行できる牌を残すかどうかは、解説で指摘されているように上家からどの程度鳴きが期待できるかで変わる可能性があります。オーラスなら...
ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第449回「麻雀勝ち組の鳴きテクニック 著:川村晃裕 その1」第1章テーマ1 練習問題1の手牌はとの両方の受けがかぶっている形。初見で正解を選べる人はなかなか居ないと思います。 「アガリトップならドラは見ない」とはいえ、言葉そのものにとらわれていると、練習問題2の手牌でツモのタンヤオ変化を見落とす原因にもなります。判断はなるべくシンプルに行うべきですが、視野は広く持つようにし...