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ネマタの戦術本レビュー第451回「麻雀勝ち組の鳴きテクニック 著:川村晃裕 その3」

ネマタの戦術本レビュー第451回「麻雀勝ち組の鳴きテクニック 著:川村晃裕 その3」

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第1章テーマ5

 鳴いても手役がつくならメンツ候補を鳴きによってメンツにすることが可能になります。つまりは完成メンツが1つも無く、メンツ候補は揃っていてもメンゼンではメンツにしにくい悪形ばかりである場合が最も鳴き手役をつけることによる恩恵を受けやすいと言えます。厳密に正しいと言えるかを検証するのは難しいですが、基本的に1メンツも無く、手役がつくメンツ候補も揃っていない場合は、役に絡まないメンツ候補より役絡みの浮き牌を残す方がアガリやすくなると考えます。

 ただし孤立役牌は重ねるしかメンツ候補にならず、抱えたことで後々他家に重ねられて鳴かれるデメリットもあります。そのため練習問題1程度にリャンメンが揃っていてクイタンもみえる手牌に関しては役牌から切った方がよいかもしれません。

 練習問題3は1メンツあるので役無しリーチもみて役牌切り。練習問題4はメンツ候補がいずれも手役絡み(チートイツとタンヤオ)なのでアガリトップとはいえシャンテン戻しはせずに役牌切り。アガるための孤立役牌残しは押さえておきたい手筋ではありますが、癖になるとメンツ候補も手役絡みなのに孤立役牌より先に落としてしまうミスをしがち。アガリに近い段階ほどミスが結果に影響しやすいという観点からも、素直にメンゼンで進めればよい手で下手に役牌を抱えてしまうミスは避けたいところです。

テーマ6

 シャンテン数が変わらなければ、メンゼン限定で進めるよりは鳴きがきく方が多少苦しい形が残ったとしてもアガリやすくなります。ツモもあるので、フリテンかつ片アガリの待ちテンパイになる可能性は低いです。

 ただし、もしフリテンかつ片アガリのテンパイが残ってしまった場合は、メンゼン限定の悪形残り1シャンテンと比べてもアガリやすいと言えるかは微妙です。メンゼンで1シャンテンになるならリャンメンを鳴いて2シャンテンの形よりはアガリやすく、スルーした場合は1回多くツモれることからからはまだスルーするのが無難とみます。

 練習問題1に関しては、何をツモって1シャンテンになってもスルーした場合よりはアガリやすくなるで鳴く)も鳴きます。練習問題2についてもは鳴きますが、こちらは456三色2シャンテンでもあるので、三色を崩すについてはむしろスルーしてそうです。

本記事に関するご紹介

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木村由佳(編)
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この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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