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ネマタの戦術本レビュー第453回「麻雀勝ち組の鳴きテクニック 著:川村晃裕 その5」

ネマタの戦術本レビュー第453回「麻雀勝ち組の鳴きテクニック 著:川村晃裕 その5」

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第1章テーマ9

 後々付けの鳴き判断については、「もっと勝つための現代麻雀技術論第122回」で取り上げましたのでそちらも御参照下さい。

 見える手役が複数あると言っても、練習問題2のように手役絡みのメンツ候補を作る孤立牌が役牌のみの場合に手役に絡まないメンツ候補まで仕掛けた方がアガリやすいと言えるかは微妙です。スルーして1回多くツモった方が役牌を重ねやすく、役牌が重なって鳴けるようならスルーした悪形メンツ候補も相対的にみてさほど急所ではないためです。本書の通り鳴くのは2枚目からというのが無難でしょうか。

テーマ10

 鳴き手役のメンツ候補が揃っていて、メンゼン限定で進めると悪形残り2シャンテン。メンツを崩してシャンテン戻しになっても鳴ける手組にした方がアガリやすいと言えます。メンツを除いて鳴き手役のメンツ候補が揃っていることに気付けるがどうかがポイントです。

 ホンイツに見せかけられる場合にそうするかどうかについては、牌の危険度以上に上家の動向によって決めることが多そうです。点数状況的に仕掛けに積極的にアシストするのが正着であるなら、むしろこちらの仕掛けがチャンタだと読みやすくした方がいいので不要なピンズは先に切ります。

テーマ11

 「タンヤオがつかないメンツ候補よりタンヤオがつく浮き牌」と言っても、メンツがあってメンゼンでもそれなりにアガリが見込める手であれば、を切っているを残してまでペンチャンを外すほどではありません。

 しかし今回は1メンツも無く、打点も不要なのでタンヤオがついてメンツが完成する牌は全て鳴く一手。以外の手が進むツモならを残していた方がよいのでの順で切ります。これも意識していなければなかなか選べない打牌です。

本記事に関するご紹介

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川村晃裕(著)
木村由佳(編)
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この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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