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NEOリーチ超人への階段を登る村上! RTDリーグ2017 WHITE DIVISION 第2節 9、10回戦レポート

NEOリーチ超人への階段を登る村上! RTDリーグ2017 WHITE DIVISION 第2節 9、10回戦レポート
RTDリーグ
2017年03月08日 19:00

3/6(月)21:00よりAbemaTV「麻雀チャンネル」にて放送された、RTDリーグWHITE DIVISION 第2節 9、10回戦の様子をお届けします。

レポートは、鈴木聡一郎(最高位戦日本プロ麻雀協会)がお送りします。

 

9回戦の対局者は、起家から順に

内川 幸太郎(日本プロ麻雀連盟)

石橋 伸洋(最高位戦日本プロ麻雀協会)

村上 淳(最高位戦日本プロ麻雀協会)

瀬戸熊 直樹(日本プロ麻雀連盟)

8回戦終了時のポイントはこちら↓

RTDリーグ2017_WHITE_第2節9-10回戦_1_R                

 

まだ序盤であるため焦ることはないが、最下位に甘んじている村上。

なんとか挽回したいところだが、内川・石橋に放銃したラス目の瀬戸熊からオヤリーチがかかってしまう。

RTDリーグ2017_WHITE_第2節9-10回戦_2_R

受けに回っていた村上、ドラのを引いて手を止める。

生牌ながら、シャンポンか単騎にしか当たらない。これまでの村上ならほぼオリる局面だと思われる。

しかし、瀬戸熊の第1打からトイツは薄いと感じていた村上は、瀬戸熊に対する人読みで単騎もあまりないと考え、ノーテン罰符を取るためにドラを叩き切る。

これは、昔の村上にはなかった打牌に見えた。

村上「昔はもう少しノーテン罰符を軽視していたが、さらなる進化のためには、ノーテン罰符がかなり大事な要素だと思っている。そこで、最終巡目でのテンパイ取りは読みを信じてかなり取るようになった。昔よりも手牌読みの精度も上がっていると感じているので」

なるほど。

とすると、やはりこれは村上が進化している過程なのだろう。

RTDリーグ2017_WHITE_第2節9-10回戦_3_R

しかし、ここは瀬戸熊が最終手番で4000オールをツモアガり、押しも空しく村上が1人置いていかれる展開となってしまう。

 

RTDリーグ2017_WHITE_第2節9-10回戦_4_R

それでも、2本場供託2000点で、カンをチーしてあっさりテンパイを組むと、次巡に瀬戸熊のを捕えて2000。

RTDリーグ2017_WHITE_第2節9-10回戦_5_R

ラス目でも門前にとらわれず、冷静に供託を回収する。

 

すると、南1局でも変貌を遂げた村上を見せる。

RTDリーグ2017_WHITE_第2節9-10回戦_6_R

RTDリーグ2017_WHITE_第2節9-10回戦_7_R

残りツモ1回でテンパイした村上。

ラス目ということも加味すれば、得意の「リッチ」を想像した視聴者も多かったのではないだろうか。

ところが、村上はここからテンパイ取らずのツモ切り。

この意図を村上に聞いた。

「まず、内川が50%ぐらいテンパイしていると思っているのが前提。内川はこのメンバーの中で最もダマテンが多いし。

そんな中、4枚持ちのを切るとテンパイだが、もう1回ツモ番があるのが難点。ツモアガリの可能性も少しはあるが、ほぼアガリはないと思っていたので、テンパイ確定でもないところで切りはやりすぎかなと保留のとした」

いかがだろうか。

去年までの村上なら、これらの危険をわかった上で、「リーチの打点上昇」というメリットを優先し、リーチにいっていたのではないだろうか。

しかし、今は、それよりも「自分の読み」を優先しているのである。

RTDリーグ2017_WHITE_第2節9-10回戦_8_R

そして、次巡には、一転してを勝負し、テンパイを組む。

「前巡にテンパイを取らなかったのに」と、一貫性がないように思えるだろうか。

実のところ、それは違う。

「アガリがない」という前提であれば、ツモ番1回残りとツモ番なしでは、テンパイを取れる確率が違う。

ツモ番なしでは、逆に勝負する価値ありというのが、村上の線引きだった。

読みに封じ込められるだけでなく、きっちり前にも出られる。

これが、進化したNEOリーチ超人・村上のバランス感覚である。

ここでテンパイを取り切った村上は、ラス目ながら、自身のオヤを最善の点数で迎えた。

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すると、得意のリーチで4000オール。

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続いてドラ待ちカンチャンリーチで2600オール。

一瞬でトップ目に立ってみせたが、オーラスではこの配牌。

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絶望的なこの配牌だが、チートイツ1本で丁寧に打ち進め、ほぼノーミスでトップを決めた。

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昨年度、優勝した多井の戦いを観た村上は言った。

「多井さんの麻雀を観て、できることがまだまだあることがわかった」

そして、今、一段先の自分へ、歯を食いしばり、手探りで階段を登ろうとしている。

 

 

続く10回戦では、東1局で南家小林が無難にダマテンを選択すると、ドラのほうをツモって2000・4000。

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昨年度準優勝の藤田にさえ「点棒を持ったら本当に面倒くさい」と言わせる小林が、このリードをきっちり守り切ってトップ。

ポイントをさらに伸ばしている。

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■次回3/9(木)21:00から11、12回戦をAbemaTV 麻雀チャンネルにて放送予定
https://abema.tv/channels/mahjong/slots/8ajTCxi2eahyks

 

 

藤田晋invitational RTDリーグとは

2014年に麻雀最強位を獲得した藤田晋が、団体の垣根を超え、今最も強いと言われている麻雀プロを招いて開催される長期リーグ戦。
予選ではBLACK DIVISION・WHITE DIVISIONそれぞれ8名ずつの選手が出場し、各ブロック予選全54回戦をすべて放送する。
前代未聞のスケールで開催される今大会は、名実共に最強の雀士を決める戦いと言っても過言ではない。

今期のRTDリーグは、毎週月曜日・木曜日の午後21時から最新対局を放送!!
(日曜日のお昼に、その週の最新対局をまとめて放送)

 

視聴方法:AbemaTV( PC版 / iOS / Android)

▼PC版
http://abema.tv
▼iOS版
https://itunes.apple.com/jp/app/abematv/id1074866833?mt=8
▼Android版
https://play.google.com/store/apps/details?id=tv.abema&hl=ja
視聴は全て無料でご覧いただけます。
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▼AbemaTV麻雀ch
https://abema.tv/now-on-air/mahjong
▼RTDリーグ公式サイト
https://rtdmonthly.amebaownd.com/
▼AbemaTV麻雀ch公式Twitter
https://twitter.com/abema_mahjong
▼RTDリーグ公式チャンネル(アーカイブ放送)
https://abemafresh.tv/rtdmonthly
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この記事を書いた人

鈴木 聡一郎
鈴木 聡一郎
1983年生、千葉県出身
早稲田大学在学中の2004年、最高位戦日本プロ麻雀協会に29期前期生として入会。
以後10年にわたり、観戦記者として活動中。
最高位戦の対局以外にも、モンドTV、マージャン101などの観戦記を執筆。
観戦記以外には、書籍「麻雀偏差値70へのメソッド」(石井一馬)、コラム「麻雀強者の哲学」(鈴木たろう)の構成としても参画。

Twitter:@tsukunenn
ブログ:http://luckytsukunen.blog.fc2.com/

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