麻雀プロリーグ「大和証券Mリーグ2020」のレギュラーシーズン36日目の対局が12月4日(金)に開催された。
第1試合
第1試合は滝沢、魚谷、岡田、高宮の対戦。
東1局1本場に岡田があっという間のホンイツ聴牌をあっさりツモり2000オールで更に連荘。
その次局の2本場では岡田が2巡目リーチに出るも滝沢が押し返して追いかけ立直。一発ツモで3000・6000のアガリでトップ目に立つ。
岡田に一時はかわされた滝沢だったが、東4局に更に8000の加点に成功してトップ目に再浮上して南入。
南2局には岡田が6400で滝沢との点差を縮め、トップ争いは二人のマッチレースに。
しかし南3局には滝沢が3面張聴牌をリーチ。更に8000の加点で突き放すと、オーラスも丁寧にアガリを決めて万全の態勢でトップを取りきった。
第1試合結果
1位 滝沢(風林火山)+71.6
2位 岡田(サクラナイツ)+19.5
3位 魚谷(フェニックス)▲27.0
4位 高宮(麻雀格闘倶楽部)▲64.1
第2試合
第2試合は亜樹、魚谷、沢崎、寿人が出場。魚谷のみ連続出場、他3チームはメンバーチェンジとなった。
東1局1本場は親の亜樹が果敢な仕掛けで老頭牌を3つポンして4センチに。清老頭もちらつく仕掛けだた寿人が果敢にリーチ。亜樹から8000のアガリでスタート。
その後の東2局は寿人の先制リーチに亜樹が果敢なリーチのみ追いかけ。なんと一発でツモって裏1の2000・4000で先ほどの失点をすかさず取り返した。
東3局も亜樹が嵌張から仕掛けて沢崎から8000の加点に成功してトップ目に浮上した。
しかし東4局に親番を迎えた寿人が強烈な一撃。タンヤオ平和赤1のリーチを一発ツモで更に裏裏の8000オールを決める。
その後は魚谷が着実にアガリを決めて2着争いの亜樹との点差を縮めた。
南3局では亜樹が先制リーチ。後がない親番の沢崎が捕まって亜樹が3900のアガリを決めた。
南4局は沢崎が高め三色の跳満手のリーチ。しかし親の寿人が平和ドラ2で追いかけてツモって裏1の6000オール。更なる追加点を決めた。
その次局も沢崎の三色赤赤のリーチとのめくりあいを制して2000オールの加点。このアガリで今シーズンの最高スコア記録を更新した。
その後の2本場は魚谷が2着浮上にかけたリーチに出るも亜樹が平和ドラドラをツモって決着。寿人が今シーズン最高スコアのトップで個人7勝目を飾った。
第2試合結果
1位 寿人(麻雀格闘倶楽部)+92.1
2位 亜樹(風林火山)+6.2
3位 魚谷(フェニックス)▲30.2
4位 沢崎(サクラナイツ)▲68.1
12月4日トータル結果
風林火山+77.8
麻雀格闘倶楽部+28.0
サクラナイツ▲48.6
フェニックス▲57.2
風林火山は再び首位に浮上。麻雀格闘倶楽部もポイントを加算した。フェニックス、サクラナイツは苦しい戦いとなりマイナス300ポイント弱となった。