麻雀プロリーグ「大和証券Mリーグ2020」のレギュラーシーズン71日目の対局が2月8日(月)に開催された。
第1試合
第1試合は岡田、小林、魚谷、瀬戸熊の対戦。
東場は細かいアガリが続いたが、東4局に岡田が瀬戸熊から8000のアガリを決めて一歩抜け出す。
南1局の親番でも岡田が立て続けにアガリを決めて一気にリードを広げた。
その後の2本場も岡田が先制リーチに出たが瀬戸熊が追いかけて一発ツモの2000・4000を決めて3着目に浮上した。
南2局は小林が1局連荘するも、1本場では岡田が先制リーチで1000・2000のアガリを決めて局を進める。
南3局は親の魚谷が平和赤赤の先制リーチ。瀬戸熊から12000のアガリを決めて2着目に浮上した。
その後の1本場では小林が平和のリーチをツモって再び2着目に浮上してオーラスを迎えた。
南4局、魚谷と小林の点差は2400点。魚谷は仕掛けて南バックの2000点の聴牌を入れていた。親の瀬戸熊が聴牌にたどりつき、リーチ宣言牌で切り出した南を魚谷はスルー。リーチ棒込みでのアガリ、あるいは次局の着順浮上に賭けた。その後魚谷が南をツモって2着再逆転の大きなアガリを決めた。
トップはサクラナイツの岡田が悠々と逃げ切った。
第1試合結果
1位 岡田(サクラナイツ)+74.0
2位 魚谷(フェニックス)+4.9
3位 小林(Pirates)▲16.2
4位 瀬戸熊(雷電)▲62.7
第2試合
第2試合は内川、朝倉、茅森、萩原が出場。
東3局は茅森と内川の2軒リーチ。茅森が内川から8000のアガリを決めて一歩リード。
東4局は萩原が4巡目にタンヤオ・平和・ドラ・赤2の跳満以上リーチに出るも内川が仕掛けて1000・2000のアガリでかわした。
南1局は萩原がリーチ。内川からアガって裏3で8000のアガリを決めた。
南2局は朝倉が積極的な仕掛けで1300・2600のアガリを決めてトップ争いは僅差に。
南3局の親番を4着目で迎えた内川だったが、2局連続で4000オールのアガリを決めて一気にトップ目に浮上した。
南4局3本場の最終局は2着争いが3者1300点差以内という僅差で迎えた。内川と朝倉が仕掛けて聴牌を入れ、門前聴牌にたどり着いた萩原のリーチ宣言牌を内川が捉えて決着。萩原は悔しい4着落ち、内川はトップ逃げ切りで大きなチーム連勝を決めた。
第2試合結果
1位 内川(サクラナイツ)+60.2
2位 茅森(フェニックス)+1.6
3位 朝倉(Pirates)▲18.9
4位 萩原(雷電)▲42.9
2月8日トータル結果
サクラナイツ(岡田1着・内川1着)+134.2
フェニックス(魚谷2着・茅森2着)+6.5
Pirates(小林3着・朝倉3着)▲35.1
雷電(瀬戸熊4着・萩原4着)▲105.6
今日は各チームが2戦連続で同じ着順となった。Pirates、雷電はそれぞれ今日まで7戦、6戦連続連対でスコアを伸ばしてきたが今日はどちらも苦しい戦いとなった。サクラナイツは一気に2位に浮上してセミファイナル進出に大きく近づいた。