日本最大の学生麻雀団体である一般社団法人学生麻雀連盟は、2023年3月4日(土)に「オネストLクリニック 第27回 青雀旗争奪学生麻雀選手権」の決勝を行い、関西大学「しゃみせん」が優勝した。
【出場ペア】
青学麻雀研究会(青山学院大学)
・平林祥太さん
・川名進之亮さん
上卓のヒットマン(早稲田大学)
・浅井啓さん
・児玉芳武さん
しゃみせん(関西大学)
・宮下尚人さん
・東岡優希さん
WN(名古屋工業大学)
・橋本尚也さん
・新美捷天さん
実況: 麻宮あかね
解説: 山田独歩
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大会結果
第27回目の開催となった青雀旗は、前年度は4人チーム戦のシステムで開催されたが、今年度は従来通りの2人1組のペアマッチのシステムで開催された。
今回の青雀旗決勝は全3回戦。ペアの2人が1戦ずつ、FIRST STAGEとして最初の2戦を戦い、終了時点のトータルポイントを半分にした上でFINALSTAGEとして最終戦の1戦を戦うシステムとなっている。
1回戦は東1局で8000、東2局で4000オールと幸先よい発進を決めた青学麻雀研究会の平林さんがトップを獲得。
2回戦はオーラス、4着目WNの新美さんが先制リーチ。トップ目の児玉さんがの対子落としの途中だった。
その2枚目を見事に捉えて新美さんは3着に浮上。このアガリで全員の着順が変動する劇的なアガリとなった。
しゃみせんは1試合目で東岡さんが4着となっていたため、この着順浮上は非常に大きい結果となった。
1回戦とは逆の並びの着順となったためポイント差はオカの分と素点のみ。持ち越しポイントは半分となるため最終戦でとった順位がほぼそのまま最終結果となる状況に。
優勝を巡る争いは最終戦へ持ち越された。
2回戦でトップを勝ち取った宮下さんが3回戦も着実な加点でリードを広げる。
しかしオーラス4本場、浅井さん、平林さんがツモれば優勝の大物手の聴牌を入れていた。
しかしここを制したのは宮下さん。更に他家に大きな条件を突きつけるアガリを決めて連荘。
5本場は平林さんがリーチに出たが一人聴牌で流局。宮下さんが手を伏せて決着。熾烈な着順勝負の最終戦を制して優勝を勝ち取った。
学生麻雀連盟理事長 山田独歩プロのコメント
毎年解説、主催者として学生の皆様の麻雀を見させていただいておりますが、毎年皆様が予想以上の内容の麻雀を見せてくださっていて、今年も素晴らしい決勝戦でした。これは当然喜ばしいことなのですが、一人の競技麻雀プロとしては自分もこのままではいけないなと危機感を感じさせられました。麻雀は運も絡むゲームなので、楽しい時期も楽しくない時期もあると思います。楽しくない時期には、例えば今回の場を思い出して糧にしてくださると嬉しいです。これからも皆さんに麻雀を楽しんでほしいですし、学生麻雀連盟としても皆さんにとって価値のある大会を提供し続けていきたいと思います。良い戦いを見せてくださり本当にありがとうございました。
朝日新聞社 藤田明人氏のコメント
ファイナリストの8名の皆様、ここまで勝ち上がってきただけあって内容も素晴らしく、かっこよかったなと思います。プロでも迷うような場面でも、それほど時間をかけずに決断される姿勢に私も見習わなくてはと思いました。皆様の姿を見て、将来の麻雀界も明るいなと感じました。また別の所でも、活躍を見せていただければ嬉しいです。引き続き学生の皆様が麻雀を楽しんで下さると嬉しいです。
大会概要
イベント名 |
第27回青雀旗争奪学生麻雀選手権(https://sma-seijanki.com/) |
開催日時 |
決勝:2023年3月4日(土) |
会場 |
スリアロβスタジオ |
参加資格 |
学生麻雀連盟に加盟している18歳以上の学生(高校生不可) |
競技ルール |
学雀連ルールに準拠(https://gakusei-majan.com/rule/) |
システム |
・1stステージとFinalステージの2部制。 |
実況・解説 |
実況:麻宮あかね(RMU) |
賞品 |
<優勝> |
協賛・協力 |
オネストLクリニック(https://honestl.clinic/) |
サプライヤー |
大洋技研株式会社(http://www.taiyo-chemicals.co.jp/business/mahjong/) |
後援 |
株式会社朝日新聞社(https://www.asahi.com/corporate/) |
主催 |
一般社団法人学生麻雀連盟(https://gakusei-majan.com/) |