仲川翔(RMU)が呼びかけたことで開催されている「麻雀王国杯・朱雀リーグ」の第9期の第2節が6月13日(金)に開催された。団体をまたいだ約140名のプロの赤ありのリーグ戦で、ルールはMリーグルールとなる。


第9期朱雀リーグは麻雀×BAR Citrusと年間CM契約を締結、麻雀王国とメインスポンサー契約を締結した。
『第9期 麻雀王国杯・朱雀リーグ』
— 『麻雀王国杯・朱雀リーグ』公式 (@suzaku_league) May 30, 2025
スポンサー契約締結のお知らせ
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『第9期 麻雀王国杯・朱雀リーグ』
— 『麻雀王国杯・朱雀リーグ』公式 (@suzaku_league) May 30, 2025
年間CM契約締結のお知らせ
渋谷駅から徒歩2分、柚花ゆうりプロが店長を務め、麻雀プロとお酒を楽しむことができる【麻雀×BAR Citrus】様と年間CM契約を締結いたしました!本日より1年間、朱雀リーグ関連の放送においてCM動画を放映する予定です。@citrus05059920
第2節配信概要
【放送卓選手】
・対局者
第1試合:地主琢磨(μ) 鈴木優(最) 仲川翔(R) 与那城葵(協)
第2試合:越後良太(R) 折戸建三(最) 田中祥平(最) 三浦ももこ(協)
第3試合:彩世来夏(R) 下出和洋(μ) 鈴木宏二郎(協) 藤森ナオ(協)
【実況】
鈴木麻美(協)
【解説】
海老沢稔(最) 綱川隆晃(協)
【レポーター】
小倉ゆさ(R)
ニコニコ生放送はコチラ

予選第2節終了時点の成績
麻将連合の地主琢磨(ジヌシ タクマ)が前節2位から更に加点を重ね首位浮上。第2節から参加した協会の沢田純平が3連勝で2位スタートとなった。
1位~2位がトーナメント3(準決勝)へ、3位~6位がトーナメント2(準々決勝)、7位〜12位がトーナメント1へジャンプアップ。そして13~28位がプレーオフ2(1月3日)へ、29位から48位までがプレーオフ1(1月3日)へ参加の権利を獲得する。
第2節出場選手の一部コメントをここで紹介する。
選手のコメント
今節+111.5ポイントの13位スタートとなった
RMUの楢原和人(@kazunara1977052)
「RMU SS級ライセンス楢原和人です。第一期からフル参戦している朱雀リーグですが、Mリーグルールには赤入りの難しさを毎年感じています。麻雀ではだいたい押してるタイプですが、このルールだけは引き気味になっちゃいますね。そんな不安を抱えたまま、自身の開幕戦。初戦は、協会飯田さん、RMU藤中さん、濱さんの特濃卓スタート。
東4局、19000点台ラス目からリーチを打ったものの、競ってる飯田さんに8000放銃になった時は、これはラスかあ。と思いましたが、8000出アガリ、4000オール、時間打ち切りの最終局で1000オールの一本場をアガリ、幸先よくトップ!
二戦目も51300トップ、三戦目は25400三着でしたが、+111.5でスタートにダッシュに成功して、歓喜\(^o^)/
優勝目指して、次節以降も頑張ります!
応援頂けたら、嬉しいです(^^)」
今節+144.8ポイントの5位スタートとなった
日本プロ麻雀協会の森川茉莉(@zundamochi_chi)
「日本プロ麻雀協会23期後期入会の森川茉莉(もりかわまつり)です。
去年の夏に協会に入会し今年の春から自団体のリーグ戦を戦う中で、もっと対局の機会を増やしたいと常々思っておりました。そんな時にお声をかけていただき朱雀リーグに参加させていただけたこと大変嬉しいです。
私にとって初戦となった第二節は2着1着1着で+144.8となりました。高い手を広くまっすぐ推すことを意識して、それが成就してくれる展開が多くかなり恵まれていました。3半荘通して、後悔するような放銃をせず打てたことも良かったです。
せっかく初戦をプラスで終われたので予選を通過することを目標に、プラスを重ねていけるように頑張ります。また節間で放送卓に座らせていただくこともあるとのことで経験の少なさから大変緊張しております。応援してくださる皆様に対局を見ていただく機会をいただけることに感謝しながらこちらも頑張りたいと思います。応援よろしくお願いします!
そして最後になりますが、当日緊張しているところ団体問わず多くの先輩方に優しく声をかけていただき本当に感謝しております。ありがとうございました!」
今節+125.2ポイントの11位スタートとなった
最高位戦日本プロ麻雀協会の黒河賢人(@kuromjaka)
「最高位戦日本プロ麻雀協会47期前期の黒河賢人です!
朱雀リーグには2期目の参戦になります。第2節を今期の初戦として参加させて頂きました。昨期は苦戦しましたので、今期はリベンジしたいと思います。第2節の結果は、1着4着1着で+125.2ポイントと好スタートを切る事ができました!
1戦目、親番でタンヤオ平和ドラドラの高め234三色同順の跳満を聴牌し、最後の二が切られて出和了できました!
2戦目、南3局2着目、マンズ清一色の一向聴でしたが、他家に倍満をツモられ3着に落ちました。そしてオーラス、4着の方に跳満をツモられると逆転されてしまう状況でした。リーチ一発ツモドラドラ裏ドラが1枚乗って跳満をツモられ、ラスになってしまいました…
3戦目、リーチも鳴きも上手くはまってトップを取る事ができました!
今期は少なくとも次のステージに進出できるように頑張ります!多数の他団体の方々と打てる環境に感謝し、交流も深めつつ、麻雀でも結果を残したいです!」
今節で+49.4、トータル+71.5ポイントの22位、配信卓の3回戦で国士無双を決めたと
麻将連合の下出和洋(@mu_shimode)
「麻将連合の下出和洋(しもで かずひろ)と申します。今節の成績は2着・ラス・トップで、ほんの少しプラスでしたが、放送対局が盛り上がったそうなので、今回の記事を書かせて頂く事になりました。長くなりますがご承知を。
ここからコメントの本題に入ります。「咲-Saki-」というマージャン漫画をご存知だろうか。知らない人はWikipediaで調べてみよう。
その登場人物のうちの一人、鶴賀学園の東横桃子。日頃から存在感が薄い彼女だが、その存在感の薄さを活かし、リーチをかけても無警戒・放銃しても気付かれないという特殊能力を身につけている。通称「ステルスモモ」。
一方、現実の世界に目を向けてみよう。
最高位戦Classic優勝2回・日本オープン優勝1回の実績を持っている、この私。
しかし、獲得タイトルの割には存在感が薄い。最強戦とかMトーナメントとかジャパネクストの番組などに呼ばれた事は一度も無い。そんな存在感の薄い私が出場した、6/13(金)の朱雀リーグの出来事である。
3回戦、南2局。
西家の私の配牌は10種10牌。ダメ元で国士をやってみる。すると5巡目に南家からリーチが来るではないか。この時、私の手牌は依然として10種12牌。
道中、危険牌が3枚になったので、么九牌を切って渋々10種10牌に構える。
その後10巡目、12種12牌になる。世が世なら国士テンパイである。とはいえ受け入れが広く、しかも役満チャンスなので、1牌目の無筋を切る。
14巡目。まだテンパイしないが、2度目の無筋勝負。無事通過。
16巡目に待ちでテンパイ。3度目の無筋勝負。これまた通過。
国士っぽい捨て牌の人が、リーチを受けて么九牌をいくつか切った後に、突然無筋を切り出してきた。しかも3回も。
それにもかかわらず、誰も私を警戒する様子が無い。
もしかしてこれが、東横桃子が持つ特殊能力「ステルスモモ」ってやつなのか⁉
17巡目。私は西家なので、本来なら最終手番。私が切ったを北家がチー。
まだステルスが発動したままなのか、おかげでハイテイ手番が回ってくるではないか。
そして、テンパイ維持したい対面の親から4枚目のが出る。
開けてビックリすしざんまい。締めて32000点なり。
実は放送対局で役満をアガったのは初めて。
しかしそんな出来事も、おそらく3日もすれば忘れ去られるであろう。願わくばYouTubeでぜひとも見てほしい。」
第9期レギュレーション、参加プロ一覧
予選ラウンド全12節中7節が配信予定、招待選手は特に配信卓に選ばれる機会も多くなるだろう、トップレベルの選手達の闘牌に注目!
第9期概要
・自動配牌機能を用いてMリーグルールで対局を行う。1節3半荘で、1半荘50分+1局。1戦ごとにメンツを変える。自動配牌機能の無い卓の場合、55分+1局とする。
・全節終了時の1位~2位がトーナメント3(準決勝。2月18日)へ、3位~6位がトーナメント2(準々決勝。2月18日)、7位〜12位がトーナメント1(2月18日)へジャンプアップ。そして13~28位がプレーオフ2(1月3日)へ、29位から48位までがプレーオフ1(1月3日)へ参加の権利を得る。
・シードの繰り下がりが発生した場合、予選ラウンドの上位者に権利が行く。
第9期対局日程
【第9期朱雀スケジュール】
第1節:5月30日(金)18:30&19:30 ※一部配信
第2節:6月13日(金)18:30&19:30 ※一部配信
第3節:7月19日(土)19:00
第4節:8月13日(水)11:00 ※一部配信
第5節:8月13日(水)15:00 ※一部配信
第6節:8月24日(日)19:00
第7節:9月21日(日)19:00
第8節:10月17日(金)18:30&19:30 ※一部配信
第9節:11月14日(金)18:30&19:30 ※一部配信
第10節:11月29日(土)19:00
第11節:12月7日(日)19:00
第12節:12月19日(金)18:30&19:30 ※一部配信
プレーオフ以降は調整中。
過去優勝者
第1期 太野奈月(最高位戦)
第2期 山下達也(RMU)
第3期 本宮春樹(協会)
第4期 楢原和人(RMU)
第5期 三橋ひさと(RMU)
第6期 浅井裕介(最高位戦)
第7期 白石温郎(協会)
第8期 石川安牌(RMU)