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【高速ダンプカー】山田独歩の自在な攻め手で生み出す華麗な一撃

【高速ダンプカー】山田独歩の自在な攻め手で生み出す華麗な一撃

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三代目天鳳位にして、最高位戦日本プロ麻雀協会で活躍する麻雀プロ、それが山田独歩だ。ネット麻雀天鳳を主戦場として、麻雀界にその名を轟かせてきた独歩。現在はプロとして活動しているが、かつては強豪アマチュアの代表格としてプロと対局を行っていた。その実力は折り紙つきで、多彩な戦術でその場に応じた最適解を導き出し、攻め手を作り上げる。攻守ともにメリハリの利いた立ち回りで魅せる独歩。勝負所で見せる思い切りの良さや的確な選択、そして諦めない攻めの姿勢で麻雀ファンを魅了している。今回はそんな独歩の対局時の様子や雀風について、深堀りしていこう。

目次

山田独歩の基本情報・プロフィールデータ

名前 山田 独歩(やまだ どっぽ) 
異名 高速ダンプカー、ドッポリオン
生年月日 1980年8月16日
出身地 神奈川県
血液型 A型
趣味・特技 カメラ、グルメ、料理、海外ドラマ
本人公式SNS Twitter
所属団体 最高位戦日本プロ麻雀協会
プロ入会年 2019年
主なタイトル 3代目天鳳位
第7期天鳳名人戦優勝
荻原リーグ 2nd Season優勝
第3期新輝戦優勝

現在、Mリーグでも活躍中の園田や村上をはじめとした魅力的なプロが、いきいきと活動する姿を見ていた独歩。これは最高位戦日本プロ麻雀協会に所属するきっかけとなったそうだ。独歩は麻雀メディア「麻雀王国」の代表取締役社長も務めている。プロとして麻雀の強さを追求するのはもちろんのこと、麻雀業界全体の発展のために精力的に活動している。

山田 独歩(最高位戦日本プロ麻雀協会)

山田独歩が入会1年目でのタイトル奪取!/第3期新輝戦

経歴

2011年:3代目天鳳位

2016年:萩原リーグ 2nd Season 優勝

2018年:第7期天鳳名人戦 優勝

2019年:最高位戦日本プロ麻雀協会 入会

2020年:第3期新輝戦 優勝

麻雀との出会い・きっかけ

独歩の麻雀との出会いは中学3年生のころ。ルールも知らないまま打ち始め、初めての局で三倍満をアガり、成功の味に魅力を感じて本格的に麻雀をはじめたそうだ。18歳で麻雀店のメンバーとして働き始めた独歩は、5年ほどメンバーを続け、その間は毎日のように麻雀を打ち込んだという。その後、就職して静岡に住むことになった独歩。しかし、静岡では住まいの近くに雀荘がなかったそうで、これを機にネット麻雀天鳳をはじめたそうだ。天鳳位となってからは強豪アマチュアとして活動していた独歩だが、「もっと強いプロと戦いたい」「プロとしてリーグ戦を戦いたい」という思いから、2019年からは最高位戦日本プロ麻雀協会に所属し、活動している。

山田 独歩(最高位戦日本プロ麻雀協会)

山田独歩の打ち方や雀風

独歩の雀風は、とれる手段を全て使って攻め切る攻撃型。時に豪快に、時に繊細に様々な攻撃を見せる独歩。攻守のメリハリを非常に大切にしており、行くときは行く、厳しい時は無理をしない範囲で最善を尽くすなど、状況に合わせて安全度やリターンを考慮しつつ立ち回る。無用なリスクを避けつつも、多彩な攻めの引き出しを全て活用して、隙をあらば攻めに転じるのも独歩の特徴といえるだろう。攻撃型ではあるが強引に攻めるわけではなく、攻めるための道筋を見極めて作り出す、テクニカルな攻撃型だ。

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山田独歩の対局時の様子

第九期天鳳名人戦 第三節 2019/10/9

©天鳳名人戦

独歩が針に糸を通すような繊細なアガリを決めたのがこの試合。東2局一本場、他家から5巡目の速いリーチが入る。まだまだテンパイには遠い独歩はオリに回るが、ここでベタオリはしない。限りなく安全な牌を選択して形を保ち、テンパイできる道筋を残す。面子手、対子手を天秤にかけつつ、安全牌を打ちながらもじわりじわりとテンパイに近づいていく独歩。一度は面子を壊すもタンヤオに移行し、ポンをしてテンパイをいれる。その後、リーチした他家が独歩のアタリ牌を掴み、タンヤオドラの2000点のアガリ。他家の満貫クラスの手をつぶし、点数以上に価値のあるアガリとなった。

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麻雀の匠 山田独歩#9 2021/4/8

独歩の手牌構想力と攻守のメリハリが光ったのがこの試合。東4局一本場、独歩は配牌から形の整った手ながらも、ターツ選択や待ち牌選択の難しいツモが押し寄せる。一打一打メリット、デメリットを精査し、最善の選択を取り続ける独歩。選択が実って見事にテンパイを入れるも、その待ちはカンチャン。役あり、打点あり、変化ありということで、独歩はダマを選択。しかしここで、親からのリーチが入る。独歩が「良形になったら追いかけリーチします」という宣言をした途端、待ちが3面張に変化。迷いなくリーチをかける。結果は最高の一発ツモで、満貫のアガリを決めた。本動画では独歩の緻密な手順をご本人が解説してくれるので、ぜひとも動画で見事な手順をご覧いただきたい。

麻雀の匠 山田独歩#13 2021/4/14

条件や手牌を総合的に考慮した選択が光るこの一局。南三局1本場、独歩はトップ目の親と24200点差の2着目。オーラスの条件を考慮して、跳満ツモが理想的な局面だ。中盤、独歩の手にはドラが2枚ありながらも4対子。面子手か、対子手か、非常に悩ましい手となっていく。面子手に舵を切った独歩は、ここから有効牌を見事にとらえてピンフドラ3のテンパイ。これを思い切りよくリーチに踏み切り、ツモって跳満のアガリを決めた。トップと満貫ツモ条件まで点差を縮め、オーラスでの親への挑戦権を手にした独歩。条件と手牌の状況を見事に考え抜いた独歩の立ち回りが光った一局だった。

SNSでの評価・評判

SNSでは、独歩の人柄や天鳳位に上り詰めた麻雀の実力を称賛する声が多く見られた。麻雀の匠において数多くのゲストプロを苦しめてきたこともファンにとっては印象深いようだ。

人当たりのよい性格で大人気の独歩。ファンの方のみならず、他の麻雀プロからの人気も高い。

「麻雀の匠」においてゲストの麻雀プロと対局している独歩。助演者でありながら、あまりにも手ごわい対局相手として大人気。

麻雀の確かな実力と愛されるキャラクターを兼ね備える独歩。Mリーグの舞台で独歩を見たいという声は非常に多い。

山田独歩のニュース・こぼれ話

麻雀の匠における最強の黒子

「ひなたんの麻雀するしない」における企画「麻雀の匠」で独歩は、ゲストプロを迎え撃つ対局者してレギュラー出演している。ゲストプロは当然勝利を掴みたいところだが、毎回のごとく独歩が手ごわいライバルとしてその道をはばむ。独歩がゲストとして解説を行う回も、麻雀ファンからの「独歩の匠が見たい」という声があって実現したものであり、その実力は誰もが認めるところだ。

おいしいものを食べるのが大好き

「おいしいものを食べているときが一番幸せ」と語る独歩。食べるだけではなく、おいしいお店を探すことも好きだそうだ。友人とおいしいお店の情報を交換することも好きだと語り、自身が見つけた店に招待することも多いという。招待した友人おいしそうに食べる顔を見るのが嬉しいそうで、独歩なりのグルメの楽しみとなっているようだ。

この記事のライター

麻雀ウォッチ編集部
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