学生麻雀連盟が主催する「雀魂杯 学生麻雀選手権 2024-2025東場」が5月18日に行われ、横浜国立大学のイきりキッズ選手が優勝した。
雀魂杯は学生麻雀連盟が主催する「雀魂」を用いた学生大会。「東場」から「北場」まで毎回異なるルールで年4回開催。さらに、各大会の優勝者が集い日本一の学生を決める「グランドファイナル」を行う。今年度から高校3年生以下が対象のU-18部門を新設し、従来の雀魂杯と並行して実施する。
雀魂杯は従来の麻雀番組よりe-sportsを意識した配信構成となっており、放送画面では選手の対局データや表情などがリアルタイムで表示され、選手はスタジオで向かい合いながら雀魂で対戦した。
▼配信アーカイブ
パソコン周辺機器メーカーなどが協賛し、優勝者、決勝進出者に豪華な賞品が贈られることとなった。
大会後援・協賛社
【協賛・パートナー(敬称略)】
・株式会社ディスクシティエンタテインメント https://www.diskcity.co.jp/
・どんどん亭 https://www.dondontei.com/
・AMOS http://www.taiyo-chemicals.co.jp/business/mahjong/
・大洋技研株式会社 http://www.taiyo-chemicals.co.jp/
・麻雀就活フェスタ http://mahjong-festa.jp/
・雀魂 https://mahjongsoul.com/
【主催】
一般社団法人学生麻雀連盟(https://gakusei-majan.com/)
決勝出場者(敬称略)
東場の総参加者数は541名。予選、本戦を勝ち抜けた4名にて決勝戦が行われた。
【決勝進出選手】
イきりキッズ(横浜国立大学)
マリー兵長(東京工芸大学)
こもれい(立命館大学)
ソヨンsoyo(札幌南高校)
ファーストステージとしてまず2半荘を行い、それまでの合計得点と半分とした後、最後のファイナルステージが1半荘行われる。
2戦終わった時点で、ファイナルステージでトップを取れば逆転できる位置で粘る事、また、先行している場合は大きくリードを広げてトップじゃなくても優勝できるポイントを目指す、など戦略性が問われるゲームシステムとなっている。状況を加味した難しい判断が求められるシステムだ。
戦いの模様
1回戦はこもれい選手が親番でが効果的な加点ツモを決めてソヨンsoyo選手を振り切りトップ獲得。
1回戦でトップとなったこもれい選手、2回戦東1局でいきなり四暗刻を決める。連勝すると優勝に大きく近づくが・・・?
しかし怒涛のアガリラッシュを決めたイきりキッズ選手が一気に逆転してトップ目に。
しかしこもれい選手がすかさず3000・6000を決めてほぼ横並びの展開に。
南2局で再びイきりキッズ選手が抜け出し、なんとかこもれい選手の連勝は阻止する形となった。
2回戦を終えFIRSTSTAGEが終了、FINALSTAGEは1半荘。こもれい選手とイきりキッズ選手は着順勝負、ソヨン選手とマリー兵長選手は大きなトップを取った上で、かなり厳しい条件戦となる。
東4局にイきりキッズ選手が8000のアガリでこもれい選手との差を一歩広げて南入。
大きな勝負の分かれ目となったのは南2局、こもれい選手が一気通貫確定のリーチに出るも、親のイきりキッズ選手が平和一盃口赤赤ドラの勝負手で追いかけリーチ。
こもれい選手からの18000の直撃となった。こもれい選手は親番が残っておらず、一気に勝負を決する1局となった。
優勝したイきりキッズ選手は「雀魂オリジナル麻雀牌がとても欲しくて、なんとしてでも優勝したかったのでとても嬉しいです。1半荘目はとても苦しかったですが、それ以降は自分のイきり麻雀がしっかり打ち切れたなと思います。南場も西場も北場も全部出て、全部優勝したいと思います!」と自身の戦いを振り返り、今後の目標を語った。
今後の開催日程
配信アーカイブ
雀魂(じゃんたま)について
2023年6月に登録ユーザー数が1000万人を突破した、オンラインで全世界のプレイヤーとリアルタイムで対戦できる麻雀ゲームです。全世界のプレイヤーと対戦を行うことができる「段位戦」、チャットを送れる友人と好きなルールで対戦できる「友人戦」、プレイヤー同士で開催/参加できる「大会戦」など、さまざまな対戦スタイルにより麻雀の初心者から上級者まで幅広くお楽しみいただけます。