学生麻雀連盟が主催する「雀魂杯 学生麻雀選手権 2024-2025U-18東場」が5月19日に行われ、神戸市立科学技術高等学校のparu22選手が優勝した。
雀魂杯は学生麻雀連盟が主催する「雀魂」を用いた学生大会。「東場」から「北場」まで毎回異なるルールで年4回開催。さらに、各大会の優勝者が集い日本一の学生を決める「グランドファイナル」を行う。今年度から高校3年生以下が対象のU-18部門を新設し、従来の雀魂杯と並行して実施する。
雀魂杯は従来の麻雀番組よりe-sportsを意識した配信構成となっており、放送画面では選手の対局データや表情などがリアルタイムで表示され、選手はスタジオで向かい合いながら雀魂で対戦した。
▼配信アーカイブ
パソコン周辺機器メーカーなどが協賛し、優勝者、決勝進出者に豪華な賞品が贈られることとなった。
大会後援・協賛社
【協賛・パートナー(敬称略)】
・株式会社ディスクシティエンタテインメント https://www.diskcity.co.jp/
・どんどん亭 https://www.dondontei.com/
・AMOS http://www.taiyo-chemicals.co.jp/business/mahjong/
・大洋技研株式会社 http://www.taiyo-chemicals.co.jp/
・麻雀就活フェスタ http://mahjong-festa.jp/
・雀魂 https://mahjongsoul.com/
【主催】
一般社団法人学生麻雀連盟(https://gakusei-majan.com/)
決勝出場者(敬称略)
U-18東場の総参加者数283名。予選、本戦を勝ち抜けた4名にて決勝戦が行われた。
【決勝進出選手】
Mr四着回避(渋谷教育学園渋谷中学校)
みっくゅ(千葉県立東葛飾高等学校)
paru22(神戸市立科学技術高等学校)
MOB3373(渋谷教育学園渋谷中学校)
ファーストステージとしてまず2半荘を行い、それまでの合計得点と半分とした後、最後のファイナルステージが1半荘行われる。
2戦終わった時点で、ファイナルステージでトップを取れば逆転できる位置で粘る事、また、先行している場合は大きくリードを広げてトップじゃなくても優勝できるポイントを目指す、など戦略性が問われるゲームシステムとなっている。状況を加味した難しい判断が求められるシステムだ。
戦いの模様
1回戦は序盤は接戦のままゲームが進行したが、MOB3373選手が大きくリード。南4局でもトップ目から更なる追加点となる12000をアガって大きなトップとなった。
2回戦は1回戦で苦しい戦いとなったparu22選手が東4局に清一色・一気通貫・ドラ1の6000オールを決めて抜け出してトップをもぎ取った。
2回戦を終えFIRSTSTAGEが終了、FINALSTAGEは1半荘。みっくゅ選手が少し条件は残ったが、基本的にはトップを取った選手が優勝という最終戦を迎えた。
東1局はみっくゅ選手がタンヤオ一盃口赤2のリーチ、これをツモって3000・6000の先制。
東3局、みっくゅ選手にドラ暗刻赤2の勝負手が入るもここは親のMOB3373選手が3面張リーチを一発ツモ、4000オールの加点でトップ目に浮上した。
東4局はタンヤオの仕掛けに出たparu22選手、高めのドラをツモって2000・4000のアガリで微差ながらトップ目に浮上する。
息詰まる攻防となった南3局のMOB3373選手とMr四着回避選手のめくりあい、ここはMr四着回避選手が制してオーラスはparu22選手がトップ目となり迎えた。
オーラス逃げ切ったparu22選手が連勝でU-18大会の最初の優勝者となった。
優勝したparu22選手は「憧れの多井さんに優勝メダルをかけて頂き、感無量です。まだ世間では麻雀に対してのイメージが良くない側面もあるかもしれませんが、この大会が広がっていく事で、麻雀に対するイメージもより良くなっていってくれたら嬉しいです。」と喜びを語った。
今後の開催日程
配信アーカイブ
雀魂(じゃんたま)について
2023年6月に登録ユーザー数が1000万人を突破した、オンラインで全世界のプレイヤーとリアルタイムで対戦できる麻雀ゲームです。全世界のプレイヤーと対戦を行うことができる「段位戦」、チャットを送れる友人と好きなルールで対戦できる「友人戦」、プレイヤー同士で開催/参加できる「大会戦」など、さまざまな対戦スタイルにより麻雀の初心者から上級者まで幅広くお楽しみいただけます。