相手への気遣いを欠かさない人は愛される打ち手になっていきます。どうしても麻雀に夢中になって、おろそかになってしまうことが何点かありますので、挙げていきます。
1つ目は、自分の目の前にある山が取りづらくなっていないか気をつけましょう。卓の端まで手が届きづらいという方はたくさんいますから、早めに気付いて、取りやすいように前に出してあげましょう。この行為を推牌(トイパイ)といいます。
2つ目は、自分の河を見やすいようにいつもきれいに整えましょう。また、切ったと同時に牌が何か分かるような切り方を心がけましょう。手が被さって見えづらくなるような切り方はやめましょう。
3つ目は、できる限り自分が使う時間を短くしましょう。麻雀をする時間は4人で共有しています。わがままな時間の使い方はしないで、できる限り長考は避けましょう。逆に相手が長考しているときはせっつかずに、ゆっくり考えてくださいというくらい、気持ちに余裕を持ってください。
4つ目は、相手が困っているときの気遣いです。リーチ棒や、本場を積むときに、両替をしてほしくてそわそわしている動作を見ただけで、気持ちよく率先して自分から差し出しましょう。言われてから両替するのとでは全然違います。対局中の気遣いというのはいろいろなところにありますから、配慮するに越したことはありません。
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