10月16・17日、ねんりんピック長崎2016の正式種目として「健康マージャン交流大会」が長崎県長崎市の「長崎市民体育館」で開催されました。大会には全国の都道府県や政令都市から68チーム総勢272名もの選手が参加しました。
◇ねんりんピックとは?
「ねんりんピック」の愛称で親しまれている「全国健康福祉祭」は60歳以上の方々を中心とした健康と福祉の祭典です。スポーツや文化など多彩なイベントが開催され、地域や世代を超えた交流の輪が広がっています。
厚生省創立50周年を記念して、昭和63年(1998年)に兵庫県で第1回が開催されて以来、毎年開催されています。(ねんりんピック長崎特設HPページより)
大会は2日間にかけて行われ、初日は団体戦、2日目には個人戦が行われました。対局の合間にはゲストプロとのお楽しみ対局や何切る講義が行われ大会を盛り上げました。
左から五十嵐毅プロ(日本プロ麻雀協会)、西川舞プロ(日本プロ麻雀連盟)、井出洋介プロ(麻将連合)、土田浩翔プロ(最高位戦日本プロ麻雀協会)。
お楽しみ対局の様子。井出洋介プロはさすがの人気です!
何切る講義では参加者に問題が配られ、ゲストプロによる生解説が行われました。
会場には肺年齢や骨密度が測定できるコーナーも!参加者が全員60歳以上ということもあり、こちらも人気を博していました。
交流会という名前がついてはいますが、対局の様子は真剣そのもの。
ねんりんピックでは対局マナーがきっちりと決められており、その中でもとくに厳しいのは山の積み方!牌をすべて伏せてから、裏返らないように1牌ずつ混ぜなければいけないとのことで、これには驚きました。
1日目の団体戦は各チームの選手4人が4回戦を行い総合得点を競う形式で行われ、愛媛県の「雀友会愛媛」チームが優勝。
2日目の個人戦では、各チームの選手4人が長崎県の観光名所にちなんだ4組のブロックに分かれ、個人の得点を競う形式。中華街ブロックの優勝は蓑谷郁夫さん(石川県)、軍艦島ブロックは元田昭さん(石川県)、女神大橋ブロックは大島正紘さん(千葉県)、眼鏡橋ブロックは桑村忠夫さん(奈良県)という結果で幕を閉じました。
麻雀が正式な競技種目としてプログラムに組み込まれているねんりんピック。今後麻雀をより多くの人に楽しんでもらうためにも、こういった大会が継続して行われることはとても意義のあることだと感じました。
なにより参加している選手の皆さんがとても若々しい!やはり麻雀が若さの秘訣だったりするんでしょうか?
来年は9月9日~12日、秋田で開催されるようですよ!お近くの方はぜひ足を運んでみてくださいね!
・ねんりんピック秋田2017特設HP