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井出洋介-麻雀界を押し上げた超パワーワード・元祖「東大式」

井出洋介-麻雀界を押し上げた超パワーワード・元祖「東大式」

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東大式麻雀、それがどんな麻雀を指すのかはともかく、麻雀を知らない人にまでインパクトを与えていることには間違いない。世代によっては「ファミコンのカセットの人」と言えばわかるだろう。「われポンの解説の人」として認識されているかもしれない。井出洋介の名は、それだけ幅広い世代の人々に浸透しており、麻雀のイメージアップに対する貢献度は計り知れない。選手としては一線を退いたが、今日の麻雀界には欠かせない人物である。今回はそんな井出の魅力に迫ってみたい。

目次

井出洋介の基本情報・プロフィールデータ

名前 井出洋介(いでようすけ)
異名 東大式麻雀
生年月日 1956年2月15日
職業 プロ雀士
出身地 東京都
血液型 B型
趣味・特技 スポーツ・格闘技観戦、バンド活動
本人公式SNS Twitter
所属団体 麻将連合
プロ入会年 1981年
主なタイトル

第16・17・18・20・25期名人位
第19期最高位
第28期王座
第2・4・12回BIG1カップ優勝
第15期将王

スポーツ観戦が趣味という井出にとって、東京オリンピック開催期間中はどの種目を見ればいいか、うれしい悲鳴が上がっている。特に、注目競技がめじろ押しとなる夜には、リモコン操作に忙しいという。報道はオリンピック一色になっているが、メジャーリーグで活躍する大谷選手のチェックも欠かさないという井出。4年に1度とはいえ、大変な日々が続いているようだ。

経歴

1981年:最高位戦日本プロ麻雀協会からデビュー
1985年:第16期名人位を獲得、3連覇を含め通算5期
1994年:第19期最高位を獲得
1996年:最高位戦日本プロ麻雀協会を退会
1997年:麻雀連合μを設立、代表に就任
1999年:第2回BIG1カップ優勝(通算3期)
2003年:第28期王座
2017年:第15期将王

麻雀との出会い・きっかけ

井出が麻雀と出会ったのは小学生の頃。ルールを覚え、そのゲーム性に夢中になっていく。東京大学文学部に在学していたころから、競技麻雀の大会に出場するようになった井出。「麻雀の社会学」と題した卒論を書き終え、東大を卒業すると、最高位戦日本プロ麻雀協会へと進む。1985年に名人位を獲得し、1994年には期最高位を獲得、史上初めて名人位との2冠に輝く。その後最高位戦日本プロ麻雀協会を退会して、新団体「麻将連合」を設立する。

井出洋介の打ち方や雀風

井出の麻雀はメンゼンのヤミテン型、つまりリーチをかける回数が少ない打ち方が特徴だ。先制リーチが重要視される現代麻雀においては少数派とも言えるが、麻将連合のルールが「一発・裏ドラなし」で、リーチのメリットが少ないことも大きく影響している。リーチした時点でアガリ点が決まっているほうが、競技的だという考えによるものだ。また、リーチをしたら降りられないということも大きい。プロとしていかに打つかという意識が高い井出は、放銃回避にいたる手順をしっかり見せることも考えている。そのため、自ら守備型に寄せているわけではなく、あくまで守備的に立ち回る機会も多いとも言える。

井出洋介の対局時の様子

麻雀最強戦2021 因縁の血闘 2021/3.14

 

リーチとダマテンを巧みに使い分け手アガリを重ねた井出プロが、Mリーガー2人を破ってファイナルに進んだ。これまでの最強戦では、ダマテンにこだわることが比較的多かった井出プロだが、今回は積極的にリーチをかけていった。東3局の親番では、タンヤオのみのシャンポン待ちという井出プロらしからぬ形でリーチ。これを一発でツモって4000オール。南を決めてトップ目に浮上した。 南2局にホンイツ・七対子のダマテン。トップ目の堀から8000の直撃を決めて点差を一気に縮め、南3局で2600オールのアガリで抜け出した。終盤は混戦となるも最終局は流局となり、井出が逃げ切りを決めた。

リーチとダマテンを使い分け井出洋介がファイナルへの切符を手にする!/麻雀最強戦2021 因縁の血闘

第15期将王決定戦 2017/2.3

中盤戦までは藤原健が独走し、井出に最大170.0ポイント差をつけていた。しかし、10~12ゲームで井出がポイントを伸ばし、最終日を残して19.1ポイント差まで追い詰めた。最終日の井出は13回戦で3着、14回戦は2着。そして最終戦で井出が藤原とのトップラスを決め、見事に逆転した。初の将王となった井出は「もうすぐ62歳になるところで勝つことができたことが嬉しい。μリーグから降格したらリーグ戦は引退しようと考えていたが、これであと2年は前線で戦える」と喜びを語った。

井出洋介が初の将王戴冠/第15期将王決定戦

日刊スポーツ杯スリアロトーナメント2015後期 予選D卓1回戦

東1局、親の井出は筒子のホンイツ狙いで、手には西の対子と東が1枚。そこに2枚目の東をツモった井出は筒子ではなく西を切った。東と西のシャンポン待ちは見ずに、放銃リスクの回避を優先させたというわけだ。そして井出プロは、テンパイ直後にこぼれた4筒を討ち取って12000のアガリ。ドラが1枚あったので、ダブ東にこだわらなくても満貫は取れるという冷静な判断からの見事なダマテンだった。

SNSでの評価・評判

SNSでの投稿の多さ、幅広さを見ても、井出が与えてきた影響の大きさがよくわかる。一人のプロが担ってきたと考えると、その功績はやはり偉大だ。

井出の教えをTwitterに残しながら、負けない麻雀を目指しているファンも。

井出の影響で麻雀を始めた人も多ければ、井出の存在で「プロ雀士」という職業について知った人も多い。

東京オリンピックの開会式では、ゲームミュージックが使われたが、なかにはこんなリクエストもあった。

井出洋介のニュース・こぼれ話

認定プロから功労選手に

井出は2021年以降、麻将連合の認定プロではなく、功労選手として活動することになった。プロレスラーの故ジャイアント馬場さんが、メインイベントから離れても生涯リングに上がり続けた例を紹介しながら、経緯について説明した。格闘技好きな井出らしい表現だが、リーグ戦以外の対局や普及活動については変わらずに行うという。

共著パートナー対決は実現せず

戦術本から自己啓発本まで、麻雀界随一の著作数を誇る井出だが、このたび発売となった小林剛との共著『麻雀技術の教科書「何切る」ドリル』が話題を集めている。実際の対局で役に立つ実践本となっており、初心者〜玄人まで多くの学びが詰まった一冊だ。井出洋介に憧れる麻雀ファンは是非手に取ってみてはいかがだろうか。

この記事のライター

麻雀ウォッチ編集部
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