ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第286回「鉄押しの条件 著:独歩・かにマジン・しゅかつ・平澤元気 その7」鉄押し15 打 親の押し引き基準について、具体的にはこちらを御参照下さい。 より広いケースの押し引き表(面前限定) - とりあえず麻雀研究始めてみました 子の押し引き基準と比較すると明確に押し有利な領域が増えています。現状は無筋456であっても押します。 「親番にこだわる必要はない」という風潮に関しては、「親番...
ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第285回「鉄押しの条件 著:独歩・かにマジン・しゅかつ・平澤元気 その6」鉄押し13 (1)打(2)打 次の無筋を引いてもまだ押すつもりなら、基本は安牌を切って1シャンテンを維持できるとしても受け入れを狭めずに押しと、「現麻本」には記載しました。この理屈だと(1)はを押すことになります。 しかし天鳳位の指摘通り、は1枚しかなく、テンパイして追いかけリーチを打った場合も、現物のを残してまで...
ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第284回「鉄押しの条件 著:独歩・かにマジン・しゅかつ・平澤元気 その5」鉄押し11 (1)打(2)打 が不要牌ならを残すものとして、を切っているにもかかわらず、を残したケースで考えられるのは、以下のいずれかです。 が面子候補の一部 が雀頭そばの浮き牌 が手役絡みの浮き牌 がアンコ が当たるのは、①のパターンで、を含む面子候補が待ちとして残ったケースです。 このうち、頭頭の形なら、...
ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第283回「鉄押しの条件 著:独歩・かにマジン・しゅかつ・平澤元気 その4」鉄押し9 打で押し リーチ者のが手出しであるなら、仮にリーチ者がから切りを多用する打ち手であったとしても、そのうえでテンパイ時に待ちが残ることよりは、たまたまペンやカンが残っていることが多いので、はより安全とみてよいでしょう。がツモ切りだとしても、このリーチなら牌の組み合わせでの方が通りそうです。 平和のみ良良1シ...
ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第282回「鉄押しの条件 著:独歩・かにマジン・しゅかつ・平澤元気 その3」鉄押し6 打 今回は打としても一応アガリの可能性が残りますが、完全にベタ降りする選択との比較でもを押すのは厳しいとみます。テンパイから押すかどうかは、巡目だけでは意外と判断が変わりませんが(テンパイ料があるため、巡目が深いほど、テンパイからでも降りた方がよいほど放銃のリスクが高い牌が出現することが多いことには注意)、...
ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第281回「鉄押しの条件 著:独歩・かにマジン・しゅかつ・平澤元気 その2」鉄押し4 打で引きます。基準のうえでは「どちらでも良い」ですが、鉄押し3の手牌と比べると受け入れにかなり差があります。 1翻アップすると普通くっつきは「明確に押し有利」、良悪は「微差で押し有利」となることからも、普通くっつきは互角〜微差押し、良悪は微差降り〜互角の範囲にあると考えられます。それなら、打としてもツモ次...
ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第280回「鉄押しの条件 著:独歩・かにマジン・しゅかつ・平澤元気 その1」鉄押し1 押し引き表を細かく覚えるのは難しく、私自身覚えているわけではありませんが、「どちらでも良い」領域がどのあたりにあるかは大雑把にでも押さえておくと、場況に応じた判断がやりやすいです。 河から通常の無筋よりは安全そうと読める牌があるということは、そうではない無筋はより危険になるということでもあります。テンパイ...
ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第279回「1秒で見抜くヤバい麻雀心理術 著:鈴木優 その6」敵の待ちを読む7大法則 4 空切りは意識してないとできない選択なので、トイツを切って牌がかぶった時に空切りを徹底できている人はそれほど多くないかもしれません(私もよくそのままツモ切りしてしまいます)。 普段は空切りしている人でもうっかりツモ切りしてしまうことは結構ありそうなので、かえって安全と判断するためには他家の動...
ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第278回「1秒で見抜くヤバい麻雀心理術 著:鈴木優 その5」次に切る牌を見抜く法則 見出しには、「間があったらトイツ落とし」とありますが、肝心なのは河読みです。切られた牌が浮き牌でもなく、トイツ以外の面子候補の一部でもなく、面子の一部(空切り、スライド)でなければトイツ落としということになります。なるべくドラを使いたい点数状況の他家がドラを切った後に手出しで字牌を切ってきた場...
ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第277回「1秒で見抜くヤバい麻雀心理術 著:鈴木優 その4」ドラの枚数を見抜く3大法則 1 見出しこそ、「ドラの役牌、長考して手出しはカンツ切り」とありますが、鳴かれるリスクから浮き牌のドラ役牌を切るかどうかで長考することはよくあることです。今回の読みのポイントは、仕掛けた牌だけをみると一見一色手にみえるが一色手ではないことを見抜くことにあります。 ネット麻雀でも一見一色手に...