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土田浩翔プロデビュー30周年 『「運」を育てる』出版記念 特別インタビュー 「若い頃は話すことが苦手でした」

土田浩翔プロデビュー30周年 『「運」を育てる』出版記念 特別インタビュー 「若い頃は話すことが苦手でした」
コラム
2016年11月14日 15:21

2016年8月、土田浩翔プロ(最高位戦日本プロ麻雀協会)の最新刊『「運」を育てる 麻雀界の異端児 土田浩翔の流儀』(KADOKAWA)が発売されました。

麻雀ウォッチ編集部は土田プロに特別インタビューを行いました。同日には「運の育て方」をテーマにした出版記念セミナーと関係者を招いた懇親会も開催されましたので、その様子も合わせてご覧ください。

 

若い頃は話すことが苦手だったが、教室での仕事が変えた

—– この本どんな人に読んでいただきたいですか?

土田 麻雀を知らない人に読んでもらいたいなとは強く思います。麻雀の世界は世間には知られてないんで、こんな人もいるんだなって興味を持ってくれたらいいなと。麻雀のイメージが変わればと思いますので、何だろうこれって手にしていただけたらなと。

—–デビュー30年ということで、振り返ってみれば、どんな30年でしたか?

土田 わがままな30年でした、自分としては。ここ5年ぐらいは、半人前から一人前になった感じがしますけど、それまでずっとわがままが許された非常に幸運なプロ生活でしたね。幸運なプロ生活で、だから自分としては好きなようにやってきた、好きにしてきて許されたようなプロ生活でした。

—–デビュー当時はどんなプロでしたか?

土田 今とは全く違って、人前で話ができなかったです。対人赤面症なところがあって、麻雀教室では、先生の後ろにしか立っていられなかった。先生に「前で話してみなさい」って言われても「いいです、いいです」って言う、そういうシャイな感じで。今では考えられませんね。

—–何か変わられたキッカケは?

土田 やっぱり、麻雀教室ですね。自分で独立をして、麻雀教室をやり始めてから、人前で話すことに慣れさせられてきましたね。元々、学生時代から話すことは嫌いではなかったんですけど、人前に出て話すことは率先してやるほうじゃなかったんです。今とは大違いです。麻雀の打ち手としても、どこにでもいるようなひ弱な打ち手でしたね。デビューした頃で言うと。負けた経験はないんですけど、それはただ運がよかっただけですね。

 

麻雀は数字だけじゃない

—–今も現役で戦っていますが、まだまだ現役で戦う気は?

土田 今年に入って、心境ががらりと変わりましたね。去年までは、もうそんなに勝利に執着していなかったんですけど、今年の3月4月ぐらいから変わりましたね。とことん行けるところまで行きたいと。この『「運」を育てる』という本を作るのも手伝って、色々やっていく中で、新しい教室も増えて、何か自分の中で麻雀の打ち方が変わってきましたね。

—–周りからもそう言われますか?

土田 MONDO麻雀プロリーグの対局では言われました。視聴者の皆さんからね。

—– 現在の麻雀界は色んなプロがいらっしゃいますけど、30年の経験から何かアドバイスはありますか?

土田 麻雀は数字じゃない。数に捉われているうちは、なかなか一流の域にいかないと思います。勝ち負けのところに意識を持っていかれないようにした方がいいと思います。数字を追いかけていけばそこそこ負けない打ち手にはなると思います。勝率55%ぐらいまではいくんですけど、60%の壁を破って欲しいと思いますね。100ゲームやったら60ゲームプラスする力をみんなつけてもらえればいいんじゃないかなと思います。なかなかそこはいけない、たった5ゲームぐらいの差なんだけど、そこは大きな壁がある。そこは数字でいくとなかなか破れないところだと思います。

 

プロ生活30年で最も印象的な感性の一打

—–最も印象に残っている対局ってありますか?

土田 やっぱり第22期鳳凰位戦の最終戦ですかね。

—–それはどういう対局だったんでしょうか?

土田 最終戦を迎える時点で、3万点以上の差があったのが、東1局にライバルの瀬戸熊君に満貫を振り込んで、ギャラリー全員が「あっ瀬戸熊で決まったな」と思ったところから逆転したんです。特に印象に残っている局は、という形のタンヤオドラ1のリーチを打ったんですけど、フリテンなんですよ。それで、アンコのを打っておけば、手広いタンピンドラ1のイーシャンテンになるんで、普通は打ったり、切って、仮テンのソーズの待ちにするんですけど、テンパイした瞬間に、あっ、引けるなって思えて、リーチが打てた、それがやっぱり感覚、自分の集大成だなと。そしてをツモれたんですけど、これがやっぱり麻雀の醍醐味かなって思いましたね。理屈を乗り越えていく、その感覚が発揮できて、そこから逆転が始まったんですね。

 

最高位・MONDO名人・マスターズを取りたい

—–今後の目標はありますか?

土田 打ち手としては、目標にしているタイトルが3つあるので、それを取りたいですね。最高位とMONDO名人とマスターズ。マスターズは、日本プロ麻雀連盟にいたとき、唯一取っていないタイトルです。やっぱりこう、どうしても執着がある。普及に関しては、今、福岡・広島・大阪・札幌・東京で教室をやっていますが、日本海側でも普及活動をしたいなと。日本海、山陰、あと四国ですね。そうすると、自分のライフワークとしての普及がうまく機能していくんじゃないかなと。全国の個々でやっている教室を繋げてみんなで楽しめるネットワークができたらいいなって。各地域の人たちが喜んでくれるような、橋渡しができたらいいなっていうのが理想ですね。あとはもう60歳まであと4年なんで、後継者作りも力を入れたいなと。自分の後を継いでいけるプロを育てたいなと思います。

—–最後に読者の方にメッセージをお願いします

土田 生きる上で自分と相対する人を大切にする。対局に限らず、自分が触れ合う人たちを大切にしましょう。そうすると運はついてきます。

 

 

 インタビューの後には、「運の育て方」をテーマにした出版記念セミナーも開催されました。会場には全国から数多くのファンが駆けつけました。盟友・井出洋介プロも駆けつけ、セミナーを盛り上げました。

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その日の夜には、関係者を招いた懇親会が行われ、100名以上の方が土田プロのプロデビュー30周年をお祝いしました。土田プロをよく知る著名人、プロの方から裏話も聞けました。

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・土田浩翔(つちだ こうしょう)
1959年、大阪生まれ。小樽商科大在学中、第3期日刊スポーツアマ最高位戦で全国優勝。就職が決まっていたが、麻雀プロを目指す。1986年、日本プロ麻雀連盟のプロテストを受け、トップ合格。2006年、日本プロ麻雀連盟から独立、日本麻雀機構を創設し、理事長に就任。2007年、RMUに参加。2009年、麻雀アカデミー開講。2010年、RMUを退会。日本麻雀機構の一時休止を発表。2011年、最高位戦日本プロ麻雀協会に入会し、現在に至る。「鳳凰位」「最強位」「王位」「モンド21杯」「十段位」など、タイトル多数。

『「運」を育てる 麻雀界の異端児 土田浩翔の流儀』(KADOKAWA)
http://www.amazon.co.jp/dp/4046015535

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麻雀ウォッチ編集部
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