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第147回 ネマタの雀魂日記〜魂天になるまでやめれま天

第147回 ネマタの雀魂日記〜魂天になるまでやめれま天

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ネマタの雀魂日記とは
  • 『ネマタの雀魂日記』は、麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者・ネマタさんによるネット麻雀「雀魂」で魂天位を目指すコラムです。
  • 初回はコチラ

昨日から新しいイベントが始まりましたが、詳細はこちらをご覧下さい。久々に連日更新した理由は、いよいよ前人未到の「三麻魂天」への昇格戦が行われた為。残念ながら私のことではありませんが、今回は昇格戦の模様をお伝えいたします。

雀魂牌譜

東3局0本場

手前の方はトップを取れば魂天昇格。アガれなかった時の失点が大きく、チーができない三麻は無理に染めないのが鉄則ですが、打点差が大きく、テンパイを逃しても手広い1シャンテンになるこの形ならリャンメン落としでしょうか。上家からリーチがかかりますが4000オールをツモってリードを奪います。

東3局2本場

勝者のツモと言わんばかりにピンズが押し寄せ、でテンパイしているところにツモ。手牌だけ見れば打として待ちですが、場に切れている枚数込みならの方が枚数が多い。しかも上家は手順から役牌またはトイトイ傾向。をここまで引っ張り、生牌役牌がだけとなれば、のシャンポン待ちはいかにもありそうなところです。

しかし結果は痛恨のアガリ逃し。上家は確かにシャンポンでしたが、ではアガれない片アガリの形でした。もしここで12000オールが決まっていれば、魂天レースに事実上の決着がついていたことでしょう。

南3局

それでもオーラスの時点ではまだトップ目でしたが、ラス目が早々にダマ跳満テンパイ。普段なら下家から出てもアガるところですが、三麻初の魂天は阻止せざるを得ないところ。自分の利益を捨ててまで特定他家を不利にする打牌は問題ですが、状況が状況だけに、今回は下家から見逃したとしても、あくまで自分の利益を追求した選択とみなされるべきでしょう。

トップ目が切った単騎に受けて直撃を狙っていたところツモアガリ。ツモなら40000点を割るので西入です。

西1局

ツモでも符ハネで700-1300。丁度40000点になるのでトップ終了。「魂天に最も近づいた瞬間」でした。

しかし無情にも振ればラスに落ちる対門のアガリ牌をツモってしまいますが、この状況下で当たり牌が止まるのは感嘆せざるを得ません。次戦以降仕切り直しかと思いきや、ここから嘘のように不運な展開が続き、三麻初の魂天位は幻に終わってしまいました。個人的に麻雀の観戦をしていて、ここまで熱がこもったのは生まれて初めて。次こそ自分が戦う側に回りたいですね。

雀魂 について


オンラインで全国のプレイヤーとリアルタイムに対戦できる麻雀ゲームです。
全世界のプレイヤーと対戦を行うことができる「段位戦」、チャットを送れる友人と好きなルールで対戦できる「友人戦」、プレイヤー同士で開催/参加できる「大会戦」など様々な対戦スタイルにより、麻雀の初心者から上級者まで幅広くお楽しみいただけます。
「咲-Saki- 全国編」とのコラボも決定!

 

この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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