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ネマタの天鳳日記 第129回

ネマタの天鳳日記 第129回

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 上家のリーチにこちらもテンパイ。テンパイには取るとすると候補は以下の3択です。

1,放銃リスクは高いがドラ現張り単騎5200テンパイに受ける打

2,現物を切りつつ単騎1300テンパイに受ける打

3,カン2600テンパイに受けつつ安牌水増しにもなる打

 今回は5200テンパイなら多少待ちが悪くてもすぐ降りるほどではなく、ドラとはいえさっき通ったばかりのなら他家が合わせ打つこともそれなりに期待できるとみて①を選びました。

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 …これは痛い。今回はドラが他家の手に固められていると読める要素は特にないので選択自体は誤りだったとは思わないですが、後手を引いた時の待ち選択は場況も考慮して慎重に決めたいところ。

 「降りないから最大限に攻める」が正着ではないことも実戦では珍しくありません。

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 気を取り直して東2局。ソーズと字牌で11枚あり、先ほど跳満に振り込んだので一気に一色手に寄せたいところですが、ソーズ引きでもなら、メンゼン一通ドラ1でも高打点になるのでが残っていた方が有利とみてから切りました。

 第34回でも取り上げましたが、共通の有効牌の中でも、面子の出来方で切る牌が変わる場合(今回はをツモるか、他のソーズか字牌を引くか)は、変化を最大限にみるよりは、ツモによって方針を変更する選択をとるようにしています。

 ただ今回は配牌につき引きで一手遅れてもさほど損ではないとみて一気に染めた方がよかったかもしれません。

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 を引いたのでこれならホンイツ本線。今度は打としても、次巡ソーズは何を引いてもトイツを外します。

 それなら染まらなくてもメンゼン一通で高打点になる手順が残っていた方がよいとみて先にトイツを外しました。

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 手役がついてほぼ満貫以上になるは鳴きますが、この序盤で1枚目のから鳴くくらいならメンホンまでみてスルーしてみました。

 よりよい有効牌が豊富なら、1回多くツモれることもありスルーということですが、正直あまり自信はありません。

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 スルーして手が進むをツモ。こうなればも仕掛けます。をポンして満貫1シャンテン。

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 ドラカンチャン満貫テンパイとノベタン5200テンパイなら後者有利とみてポンしましたが、アガリ牌の見た目枚数は1枚増えるだけ。3フーロともなればドラに関係無くソーズの出アガリは期待しづらい。

 2フーロまでならまだテンパイしていないとみた他家からドラが出てくることもそれなりにあるのでスルーでした。

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 結果は5200のアガリとなりましたが、ダマ満貫のテンパイでを押してきた東家はドラであっても押すでしょうから、やはりスルーがよかったとみます。何とか得点を取り戻しましたがまだまだラス目。次回に続きます。

この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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