土田の麻雀道土田の麻雀道 64.背後からバッサリ斬らず 勝っているときの心構えは、麻雀道にとって、とても大事なことです。調子が良いときは素晴らしい手が入りますが、決しておごってはいけません。 ドラはありません。なら黙っていても跳満です。 ドラはで、待ちです。これらをダマ聴で構えるのは、麻雀道に反します。相手3人が参ったというときに、ダマでさらに追い打ちをかけてはいけま...
土田の麻雀道土田の麻雀道 63.長考はタブー 長考はタブーです。勝っているときは特にです。10秒考えると長考といえると思います。麻雀は、将棋や囲碁と違い、考えれば考えただけ、相手の手やツモ牌が読めるゲームではありません。 リーチがかかって考えたり、自分が一色系の手をやっていて待ち取りを考えたり、手牌の方向性で考えたりすると思いますが、これらは考えているのではな...
土田の麻雀道土田の麻雀道 62.摸打は美しく 美しく摸打することは基本中の基本です。特に勝っているときはより美しく、嫌味を与えずに摸打しなければいけません。美しい摸打の練習をするだけで強くなります。常に無駄がなく、リズム良く、美しく、ツモって切る。その連続が強さにつながっていきます。特に麻雀道を極めようという方は、練習を積んでください。 ツモってきたら手牌から...
土田の麻雀道土田の麻雀道 61.どこまでも謙虚に 勝っているときに謙虚でいる心構えが、麻雀道では特に大事です。勝つときは他力、負けるときは自分の力不足と考えます。 自分が勝つということは、どなたかが負けています。負けている人は、虚しさや悔しさ、悲しさなどの感情を抱きます。そういう犠牲の下で、自分の勝ちがあるということを忘れてはいけません。勝たせていただいたという謙...
土田の麻雀道土田の麻雀道 60.節操のない喰い散らかし 普通に和了に向かって、仕掛けの手順を考えないで鳴くのは、未熟なだけですから仕方ありません。しかし、赤に釣られて鳴くようでは、情けない麻雀になってしまいます。 ドラはです。ここで上家からが出てきました。チーをしてを切ります。そして、が出てきたのでチーをしてを切ります。そして、が出てきたのでポンをしてを切ります。 ...
土田の麻雀道土田の麻雀道 59.ドラポン後の責任感 ドラをポンさせること自体は悪いことではありません。問題は、その後です。鳴かれたから降りるというのは無責任です。鳴かれる可能性がある上で切っているわけですから、鳴かれたとしても勝算があるはずです。ですから、鳴かれても勝負するのは当然で、ロンされたら仕方ないという心持ちでいなければなりません。 次に大事なこととして、ド...
土田の麻雀道土田の麻雀道 58.ドラ表示牌への敬意を 点数に余裕があるときには、急いでドラ表示牌を捨ててはいけません。ドラ表示牌へ敬意を表すことは、ドラへ敬意を表していることにもなります。相手に放銃してしまう不安感から、一向聴ぐらいでドラ表示牌を先に切って、安全牌を残したり手幅を広げる形を優先しすることがありますが、ドラ表示牌への敬意を持って残すようにしましょう。ただ、...
土田の麻雀道土田の麻雀道 57.赤を抱いて死ぬ 南場の親番で持ち点がない状況で、要らない赤を最後まで捨てずにいられれば、麻雀道にふさわしい打ち手に近づけます。不利になったとしても、場や対局相手に対して敬意を払いましょう。迷惑を掛けないようにするという意味では東場でも同様です。 ドラはです。ラス前の親番、マイナス1万5000点で、3巡目です。下家がダブ南を仕掛けて...
土田の麻雀道土田の麻雀道 56.赤に溺れずドラに振り回されず 赤に溺れないことやドラに振り回されないようにすることは、理解していても実戦ではなかなか守ることができません。目先の欲に振り回されてしまい、本質を見失ってしまうことがあります。 ツモ ドラはです。ドラを引いてきました。多くの人はのどれかを切ると思います。を切ると、平和、三色、ドラ、赤1。を切ると、から、からのどれを引...
土田の麻雀道土田の麻雀道 55.感情的打牌を慎む 赤やドラに限らず、感情的な打牌は麻雀道から大きく外れます。乱れた感情で打牌をすると、みっともない打ち手に成り下がります。特に負けてきたときには気をつけましょう。負けてくると、自分の弱い部分がどんどん体や脳から出てきて、いい加減な打牌になります。すぐゲームを閉じて、その場から去ったほうがいいぐらいです。 たくさん点棒...