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Mリーガー列伝(7):白鳥翔(ABEMAS)

Mリーガー列伝(7):白鳥翔(ABEMAS)

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麻雀ハイブリッド。こう聞けば効率良くゲームを捉えるスマートな姿が浮かぶ。

供託泥棒。こう聞けば供託が多い時には泥臭く直線的にアガりを勝ち取る姿が浮かぶ。

予定調和のブラックスワン。…スワンが白鳥とかかっている。

魔法少女。………

 

しかしよく考えればこの二面性こそが白鳥の最大の特徴かもしれない。

皆に愛されるスタープレイヤー、白鳥翔プロの軌跡を紹介したいと思います。

◆白鳥 翔(しらとり しょう)
◆生年月日:1986年8月27日(32歳)
◆出身地:東京都練馬区
◆血液型:A型
◆所属チーム:渋谷ABEMAS
◆所属プロ団体:日本プロ麻雀連盟
◆趣味:e-Sports
◆主な獲得タイトル:第24、25期マスターズ、第18回モンド杯優勝
◆Twitter:@s_Shochan0827
◆インスタグラム:@jpml_shochan0827

テレビゲームから対人ゲームへ 数多のプロとの出会い

白鳥が麻雀に初めて触れたのはテレビゲームでした。ファミリーコンピュータ用ソフト「ファミリーマージャンII 上海への道」でルールを身に付けました。しかし当時の白鳥にとっては『スーパーマリオ』などのソフトの方が興味を引くゲームでした。

対人ゲームとしての出会いは中学3年の時。学校の友達がきっかけでしたが、まだ熱中するには至らず。

麻雀にハマることになるのは高校3年生のころでした。友達の兄が大手麻雀店でアルバイトをしており、その人物から麻雀の面白さを学びました。その後は仲間内でのセットはもとより、101競技連盟(※1)の競技会に参加するなど早くから競技麻雀の世界にも足を踏み入れていきます。

麻雀を年上の人とのコミュニケーションツールとして捉えていたので、会話の機会が多い競技会は最適だったのかもしれません。同じ競技会に参加していた三原孝博(連合)や明村諭(連合)に憧れを抱いていた白鳥は徐々に麻雀プロに対する興味を強めていきます。

大学時代は鈴木達也(協会)が経営する麻雀店にも足しげく通い、当時常連だった鎌田勝彦氏(※2)の強さにも惹きつけられていました。実は当時私もこのお店に通っており、白鳥・達也・鎌田と卓を囲む機会がありました。3人とも本当に強く、同卓の機会を楽しみにしていた記憶が強く残っています。

麻雀プロ・そして強者へのあこがれを強めていった白鳥がプロの道を選ぶのは必然だったのかもしれません。

必然のプロ入り、新しい価値観との出会い

2006年に20歳の若さで日本プロ麻雀連盟23期生として入会した白鳥。順調に昇級を重ね、2011年度からはA2リーグに所属することに。これは今でも連盟における最年少記録(25歳)となっています。

麻雀を覚えた当初から麻雀を確率のゲームとして捉えていた白鳥ですが、連盟での経験を重ねるうちにそれだけでは勝ちづらいのではないか、という疑問を持ち始めます。

というのも、確率上不利な選択をあえて選びそれでも結果を残す有力選手の存在があったからです。

上位リーグでの考え方の主流を学んだ方が、上位リーグで有利になる。

白鳥らしい柔軟さと研究熱心な一面が麻雀ハイブリットへの進化を導くことになります。

こうしてトライ&エラーを重ねた白鳥は2011年、第24期麻雀マスターズでついに念願の初タイトルを獲得します。

翌年には第25期麻雀マスターズで連覇を達成し、期待の若手からトッププロへの道を着実に歩んでいきます。

 

ヘアースタイル・ファッションへのこだわりのわけ


そんな白鳥ですが、高校生のころから別の闘いも続けています。

「パニック障害」

今でこそ耳馴染みがありますが、当時は今ほどの理解もありませんでした。

医師から実質的に引退勧告を受けたこともあります。

しかしそれでも白鳥を魅了してやまないのが麻雀というゲーム。

「薬は飲まないと体調が悪い。でも麻雀を辞めるというのもない」

そんな白鳥にとってヘアースタイルやファッションへのこだわりは重要な意味を持ちます。

その時々の気分に合わせてヘアースタイルを変えることが、パニック障害の原因となるストレスを解消し、リフレッシュにつながるのです。

連盟プロリーグではスーツにネクタイ着用ですが、モンド杯には衿付け止まり。

そしてRTDリーグやトーナメントでは…

RTDトーナメント2019に白装束で出場した白鳥 ©AbemaTV

 

病に後ろ向きになること無く、自分にも麻雀にも飽くなき挑戦を続ける白鳥の姿が今期も楽しみですね。

※1 101(いちまるいち)競技連盟・・・一般社団法人日本麻雀101競技連盟の略称。素点に価値がなく、トップに+1・2.3着に0・ラスに-1とする101評価法で成績を競う競技団体。

※2 鎌田勝彦(かまたかつひこ)・・・日本プロ麻雀協会、日本プロ麻雀連盟に所属した麻雀プロ。協会1期生でAリーグまで登り詰めた、協会初期を支えた実力者。雀力もさることながら、その人柄から多くの選手に慕われていたが、惜しまれつつ引退。今でも親交のある現役選手も多い。

白鳥翔 年表
年齢 主な出来事
1986 0歳 東京都練馬区生まれ
1991 5歳 テレビゲームで麻雀を覚える
2000 14歳 初めて対人で麻雀をする
2004 18歳 慶応義塾大学入学
2006 20歳 大学3年時に連盟に入会(23期)
2011 25歳 入会5年、史上最年少でA2リーグに昇級
2015 28歳 第24期麻雀マスターズで優勝し初タイトルを獲得
2016 29歳 第25期麻雀マスターズで連覇を達成
2017 30歳 RTDリーグ2017に出場
2018 31歳 RTDリーグ2018に出場
 

 

Mリーグが発足し、渋谷ABEMASに2位指名される
 

 

第18回モンド杯優勝
2019 32歳 Mリーグ初年度はチーム3位でシーズンを終える

白鳥翔の思考を動画「麻雀の匠」Youtubeで公開中!

著書

『トッププロが教える 最強の麻雀押し引き理論』(2018年 彩図社)

AbemaTV で開催されている RTD リーグやMONDOTVのモンド杯などで輝かしい成績を残し、実力・人気ともにトップクラスだと誰もが認める白鳥プロ。
白鳥プロは放送対局などで変幻自在な戦術を駆使し、その強さを示しているが、麻雀に最も重要な1つの要素が「押し引き」であると語る。
本書では、麻雀で勝ち組になるためには絶対に必要な押し引きの技術を論理的に解説。
初心者から上級者までどのレベルの読者にとっても上達の種となる戦術や思考が惜しみなく記されている。
戦術の他にも白鳥プロがこれまでの自身の熱戦を振り返るコラム「押し引き自戦記」も満載。
麻雀ファンは必読の1冊。

この記事のライター

最高位戦日本プロ麻雀協会浅井 裕介
最高位戦日本プロ麻雀協会所属。
入会10年負け続けたが、近年圧倒的な速度で勝ちを積み重ねている売り出し中の選手。
立会人を呼び続け、ついたキャッチフレーズは「日本一キレやすいプロ雀士」。

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