中盤にあたる7~12巡目で、ドラがない手のときは要注意です。ドラがないときには、三色、一気通貫など、2翻以上の役を狙い、型を入れるようにします。
親で7巡目、ドラは索子とします。待ちでリーチをかけたいと思うかもしれませんが、型が入っていない上に、ドラもありません。これをリーチしなくなったら一人前です。オカルト的には、志が高いといえます。そして、を引いてきたら一気通貫になりますので、カンでリーチします。あるいはが3枚になれば、を切って、萬子のホンイチに育てていきます。オカルトは、損得で麻雀を打ちません。型を入れて、運を育て、強くなっていきます。和了回数ではなく、和了の内容が大事です。状況が悪くないときには、極力、チャンス手は型を入れるようにしましょう。
次に調子が良くない場合について解説します。8、9巡目でドラはです。ここにを引けば、5・6・7の三色になりますし、辺張待ちですので、普通はリーチをかけないと思います。しかし、落ち目で運気が低いときは、辺張や安い手はだいたい和了れます。ここで手を高くしようと辺張を払っているようですと、さらに下がっていってしまいます。1回リーチのみで和了って、段階的に巻き返していくという考え方を覚えてください。