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土田のオカルト 112.ツモ牌の声を聴け

土田のオカルト 112.ツモ牌の声を聴け

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 七対子を狙っていくときの奥義として、ツモ牌の声を聴けと私は皆さんに言いたい。耳と目を澄まし、だいたい5巡目までのツモ牌の声を聴くんです。どういうツモが来ているのか。

 例えば、外へ散るツモというのがあります。手牌があって、中へ寄らずに外へ散っていくようなツモが入ってくるツモです。逆に、中へ寄るツモもあります。といったツモが5巡目までに3個か4個入ってくるツモです。

 外へ散るツモの後、中へ寄ってくることや、中に寄るツモの後、外に散ることはありますが、七対子ができる場ではそういうことはあまりありません。ですから、ツモが中へ寄っていたら中の牌を残す。外へ散っていたら中の牌は切って、外の牌だけを残すというのを5巡目までに感じ、聴くことが大事です。

 それから、5巡目までに字牌の声を聴く。5巡目のツモまでの字牌の枚数で字牌に頼れる局なのか、字牌は使わなくていい局なのかを判断します。

 あとは、筋で引いてきているかどうか。5巡目までに、のように筋で引いてくるツモは珍しいです。そういうときは、筋トイツ。筋でトイツができるリズムなので、それを生かします。

 そして、ドラが来るのかどうか。その局で自分の置かれているツキと比例するところもありますが、ドラが来るときは前兆がありますので、ツモ牌の声を聴きながら会得してみてください。ドラが来る前兆と来ない前兆が5巡目までに必ず分かるはずです。意識さえそういうふうに持てば誰だって会得できます。

この記事のライター

麻雀ウォッチ編集部
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