福地誠「麻雀 勝ち組の選択Ⅱ」12月7日発売!!
本日12月7日に「麻雀 勝ち組の選択Ⅱ」が発売された。
麻雀ライター福地誠さんによるロジカルな解説にデータ的な背景を示した戦術書の第2弾。
「安全牌がないときに切っていく順番は?」「良い先づけvs悪い先づけ」「合わせ打ちの是非」など知ってるだけで勝率アップの例題とデータがぎっしりつまっている。
巻末には、福地さんが参加している天鳳名人戦の自戦記も収録。
◆内容紹介(著者前書きより一部抜粋)
麻雀の強さってなんだと思いますか? 麻雀が強い人ってどんな人だと思いますか?
いきなり、おおげさな問いですよね。これは人によってイメージが違ってくると思います。
超人とか、魔神とか、無敗の代打ちとか、極端なことを考えるとわけがわからなくなります。
競馬じゃないんですから、テレビで対局してるプロのなかで誰が一番強いかを当てる必要はないんですよ。
大事なのは、今の自分がもうちょい強くなるにはどうすればいいかってことなのです。
ぼくが半年ほど前に思いついて、いまだにマイブームが去らない答えがあるんですよ。
それは、強い人とはA級ミスが少ない人であり、強くなるにはA級ミスを減らすことだという話です。
B級ミスやC級ミスは、もちろん少ないほうがいいに決まってますけど、まあいいんですよ。
圧倒的に大事なのはA級ミスなのです。
言ってみるなら、A級ミスは一万円の買い物の失敗であり、B級ミスは千円の買い物、C級ミスは百円です。
ダメージが違いすぎますよね。
A級ミス一回はB級ミス十回に相当し、C級ミス百回と等しいのです。
しんきくさい考え方ですけど、大事なのは、ヒットの数ではなく、エラーの数なのです。
なぜかというと、麻雀では自分の力だけでヒットを打つことはできないからです。
一番大事なツモは偶然です。
選ぶことも予測することもできません。
なので、きた球を打ち返すゲームなのです。
◆作者プロフィール
福地誠
麻雀ライター。東京大学を8年かかって卒、竹書房を3年かかって首。国民を代表する麻雀ライターでありながら麻雀で年間百万円稼ぐ雀ゴロでもある実戦派。葉に衣着せぬ物言いは身内に甘い麻雀界では珍しく、そのフランクなキャラに引き寄せられる若いファンも多い。娘二人を持つ47歳
◆商品概要
単行本:B6版
出版社:竹書房
定価:600円
発売日:2012/12/7
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