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「雀竜の申し子」大浜岳が遂に初戴冠!/第18期雀竜位決定戦

「雀竜の申し子」大浜岳が遂に初戴冠!/第18期雀竜位決定戦

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日本プロ麻雀協会のタイトル「第18期雀竜位決定戦」(3日間全15回戦)の最終日となる3日目が16日行われ、第3期後期入会の大浜岳が優勝。

雀竜位戦は各級から毎年半数が降級となる厳しいサバイバル戦のシステムとなっており、大浜はその中でも14期に渡りA級に在籍。「雀竜の申し子」とも呼ばれている。しかし決勝進出は2度目であった。

決勝の対局者はディフェンディングの矢島亨、A級1位の坂本太一、A級2位の千貫陽佑、A級3位の吉田航平、A級4位の大浜岳での対局となった。

初日、二日目は坂本がリード。吉田が苦しい戦いとなり、2日目終了時点で敗退となった。

坂本は2位の矢島と231.4ポイント差をつけ、かなり優位な立場で最終日を迎えた。

しかし、最終日は徐々に3者が坂本を苦しめ、最終戦を迎えた頃には・・・

なんと上位3人の完全着順勝負という状況で最終戦を迎えることとなった。この状況を導いた大きなきっかけは下記動画の3度の見逃しの末の坂本からの満貫のアガリと言えるだろう。

▼12回戦の大浜の渾身のアガリはこちら!

最終戦も熾烈な戦いとなったが、東3局にリーチ・ツモ・發・裏3の3000・6000を決めた大浜が抜け出し、トップを勝ち取った。

東3局 大浜の3000・6000


優勝した大浜は、「いつもは裏方をやることが多いので不思議な気持ちです。矢島さんの打ち方を参考に麻雀をしてきましたが、その矢島さんに勝つことができて嬉しいです。麻雀界隈のみでなく、人狼関係の様々な方の応援にも応えることができて本当に嬉しいです。巌ちゃん(去年7月に急逝された最高位戦の田中巌プロ)、やったよ!」と喜びを語った。

成績

【雀竜位戦概要】
D級予選から始まり、D級、C級、B級、A級と進んでいく。
(前年度雀竜位戦の成績によりスタートする級が決まる)
A級上位4名が決定戦に進出。前年度雀竜位を交え決定戦が行われる。
雀王戦リーグとは異なり、入会初年度から決勝まで進めるシステムのため、多くの若手スターが生まれたタイトル戦でもある。

【歴代雀竜位】
第1期 鍛冶田 良一
第2期 鍛冶田 良一(2)
第3期 小倉 孝
第4期 小倉 孝(2)
第5期 石野 豊
第6期 吉田 基成
第7期 福田 聡
第8期 伊達 直樹
第9期 内海 元
第10期 仲林 圭
第11期 渋川 難波
第12期 斎藤 俊
第13期 武中 進
第14期 吉田 基成(2)
第15期 江崎 文郎
第16期 江崎 文郎(2)
第17期 矢島 亨
第18期 大浜 岳

この記事のライター

麻雀ウォッチ編集部
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