企業による麻雀団体戦「麻雀企業対抗戦 年度代表社決定戦」が25日、都内で開催され、クレディセゾンが優勝した。
麻雀企業対抗戦は、藤田晋最強位率いるサイバーエージェントの麻雀部が今年2月から、腕自慢の企業と対戦を開始し、これまで10回開催されている。今回は過去に対戦した、クレディセゾン、講談社、セガ、ディー・エヌ・エー、博報堂、LNEの6社、そして初参加となるカヤックの8チームでの大会となった。
予選は1チーム4人の個人戦で、総当たりの半荘4回戦を行った。1回戦ではクレディセゾンの吉田さんが親の国士無双をアガるなど、4人で113.7ポイントを稼いだ。しかしそれを上回ったのが講談社。4人中3人がトップで159.5ポイントを獲得して好スタートを切った。サイバーエージェントは▲111.7ポイントで8位と厳しい出だしとなった。
2回戦ではセガの斎藤さんが四暗刻をツモるなど、166.7ポイントを加算して3位に浮上。しかし上位2社はクレディセゾン、講談社と変わらず。
予選最終戦となる4回戦、ようやくサイバーエージェントが力を発揮し、139.4ポイントを加算、4位に浮上して準決勝に滑り込んだ。
講談社、クレディセゾン、セガ、サイバーエージェントの4社で行われた準決勝は、予選の点数を持ち越して1回戦を行った。予選3位のセガ、4位のサイバーエージェントはここでも上位2社の牙城を崩せず、講談社、クレディセゾンが決勝進出を決めた。
決勝は各社を代表する2名1組が出場するペア戦。予選でも活躍したクレディセゾンの林野宏社長が、要所のアガリで追いすがる講談社を振り切り、クレディセゾンが2015年度代表社に決定した。
麻雀企業対抗戦は11月にサイバーエージェントVSグリー、サイバーエージェントVS電通の対戦を予定している。