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全国に増える麻雀サークル 『文部科学大臣賞』争奪大会創設を契機に

全国に増える麻雀サークル 『文部科学大臣賞』争奪大会創設を契機に

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 文部科学大臣賞争奪全日本健康麻将選手権が開催されることが決定し、2017年1月に石川県金沢市で行われる決勝戦を目指して、全国各地で予選が開催されている。栄誉ある「文部科学大臣賞」を獲得できるのはたった一人。この大会の設立に至った経緯や目的を、主催する全日本健康麻将協議会の金澤喜重氏に聞いた。

 

麻雀サークルをつなげて行政とタイアップ

金澤 NPO法人健康麻将全国会として教室を広げる活動は13年目です。昔は教材というのが無くて市販の本がその代わりでした。でも本って情報量が多すぎて、生徒にとって良くないんですよね。それで、できるだけシンプルな教材を作ろうということでだんだん進化してきて、それで今のNPOの教材が成り立っています。

 その教材が成り立ってから、今度は地方から「どういう風に教えているんですか?」って訪ねてくるようになりました。色んな麻雀店の店主だったり、あるいは麻雀サークルの人が訪ねて来て、「こういう風にするんですよ」と口頭で説明をして、教材を渡していたのですが、それでもなかなかうまく伝わらないから、講義の動画を撮るようになりました。今では何年も前に私が撮った動画にカリキュラムは集約して、それを先生が見て同じように講義をするという風にしました。そうやって教室を広げていったんですね。

 主たる教室は首都圏にあって麻雀プロなどの人材が豊富にいるのですが、地方はいない。そのいないところに教室を広げるのは難しい。だから教室をやりたい地方の麻雀サークルの人には、教室開催するために出張「地域指導員養成講座」と称して出張費を無料にして出向き、地域に集まった方々に教材と動画とカリキュラムをワンセットで提供して、地方の行政とタイアップしながら市民サークルを活性化したら面白いなと思いました。それが少しずつ全国に広がっていったんです。

 そうやって点が広がっていった時に、今度はそれぞれの点を結びつける団体を考えていました。そうすると個性的な市民サークルの方がたくさん集まってきて、その中に文部科学大臣というツテを持っている人が現れたんです。その人の協力で当時の馳浩文部科学大臣にお会いすることができ、健康麻将について理解していただいて「文部科学大臣賞」を提供していただけるようになりました。

 

「文部科学大臣賞」の冠が全国に

金澤 これまで市区町村の掲示版に麻雀大会のポスターを貼るというのは難しいことだったんですが、「文部科学大臣賞争奪」という 冠のおかげで貼らせてくれるようになりました。大田区の30万人、世田谷区の80万人、練馬区の60万人といった大勢の人たちに麻雀大会が告知されることの意味は非常に大きい。

 こういうことが全国各地で行われていく。市民サークルって自分たち30人くらいだけで、決まっている施設を使うなど、とにかくその枠だけでやっているケースが圧倒的。これまでは基本的にはピラミッドの形で、例えば主たる団体の理念に賛同したら、会費を払って、ピラミッドのような形を作ってきたんだけど、それは市民サークルでは通用しない。なぜかというと、無料で奉仕している人たちが、会場費しか集めないような金額で麻雀をやっている。この人たちに年会費2万円ですとか、そういうお金の話というの通用しないので、入会金も年会費も無料なんですよ。

 この理念に賛同してくれる市民サークルが集まってくれば、私が思っているピラミッドじゃなくて水平的にみんなが情報交換をしていくような団体になり得るかなと、そしたら面白いことができるかもしれないなと思っているんですね。まだ準備段階でしかないけれども、前向きなサークルの人は、「うちもやりたいですよ。」って言ってきてくれるんです。

 北海道の方は、札幌市内で10何ヶ所、バンに麻雀卓を入れて、公共の施設回って教室をやっているんですよ。 今はそのタイプの人が多いです。居を構えると、風営法とか、料金をもらわなければならないとか、全自動麻雀卓が必要かどうかの議論になってしまうのですが、それもう全部とっぱらって、自分が車に麻雀卓を積んで、地域の市区町村を回ってしまえば、近くの人がそこに集まってくるので、来る人は来やすいわけです。自転車でみんな集まればというふうに。全く違う人たちを一週間ずつ相手する、だからすごく効率的にサークルを立ち上げることができるような時代にはなっている。前は公共施設を借りることができなかったのに、評判が伝わってどこの地域でも「どうぞ」という風にはなってきていますね。

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予選を勝ち抜いた60名が挑んだ東京都代表者決定戦。11月23日@NPO法人 健康麻将全国会目黒支部

 

「内側」からではなく「外側」から普及し始めた

 佐賀県の看護婦長は、麻雀ができないのに東京まで訪ねてきて、教材を持ち帰って地元で普及活動をしていたのですが、先日、富山県のNPO法人がこの方を呼んで医療関係者向けに講演が行ったんです。麻雀ファン向けではないですよ。そして麻雀は打たない。富山大学の先生に、脳科学的に麻雀の効能を話してもらったり、看護婦長に健康麻将について話してもらったりして。そうしたら、富山県の看護協会の会長も「これはいいですね」と。こういう方々が市を動かして、医療関係の施設で、社会福祉協議会の人に事業として麻雀をやってもらえば、麻雀という効能が、医療関係から発信できるようになってくると。

 私たちが健康麻将を始めてから30年経つけど、その切り口はやっぱり『内側』からやってるわけだね。ところが、この『内側』から広まったものがちょっとずつ『外側』に広まった今はそうじゃなくて、もう『外側』の市民サークルが十分行政に発信できるレベルになってきているんです。こんなことが起きるとは思わなかったんですよ。そうすると物凄い勢いで『外側』に麻雀が普及していく可能性は高いですね。

 

「文部科学省ルール」ができる!?

 決勝戦は2017年1月29日(日)に石川県の金沢市で行われます。ただ地方予選はまだまだやれてない県もあるんですね。全国47都道府県は網羅できていないので、そこを訴求していきたいというのが、一番大きな所だと考えています。そういう動きが日本中に広まっていけば、すごく面白いかな。

 1年目は17都道府県で行われる予定です。きっちりと開催していって、2,3年後に文部科学省から後援をもらえたら、どこの行政も協力してくれるようになると思います。

 そうやって全国で予選が開催されるように大会が大きくなったら、この大会のルールが「文部科学省ルール」として、全国の教科書の中に掲載されるということもあるかもしれない。これが今の国で、生涯学習としてやっているルールです、となれば、面白いかなと思います。

 

この記事のライター

麻雀ウォッチ編集部
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