学生麻雀連盟が主催する「雀魂杯学生麻雀カーニバル2022東場」の決勝が7月24日に行われ、名古屋工業大学大学院のタコ丸NITさんが優勝した。
今季からよりe-sportsを意識した大会となり、放送画面では選手の対局データや表情などがリアルタイムで表示され、選手はスタジオで向かい合いながら雀魂で対戦した。
パソコン周辺機器メーカーなどが協賛し、優勝者に豪華な賞品が贈られることとなった。
大会後援・協賛社
【後援】株式会社Yostar
【協賛】ASUS JAPAN株式会社、OMEN by HP、株式会社ディスクシティエンタテインメント、どんどん亭、Bauhutte®、Logicool G
410名が参加した予選を勝ち上がった4名による決勝戦。
FIRST STAGEで東南戦2回戦を戦い、合計得点を半分にしてFINAL STAGEの3回戦を戦う。
1半荘目は東1局1本場で満貫をアガった適応係数84さん(北海道大学)がトップ。
2半荘目では、オーラスに小木曽雪菜推しさん(近畿大学)がAkashinaさん(金沢工業大学)から8000をアガリ、2着浮上。タコ丸NITさんがトップとなった。
AKASHINAさんは痛恨の2ラスとなり、一歩後退。
上位3名はFINAL STAGEでトップを取った選手が優勝となる接戦となった。
最終3回戦は全員が20000点台で南場に突入すると、南1局にタコ丸NITさんがハネ満をツモ。
南3局に決定的な満貫をアガって混戦を抜け出して逃げ切り、優勝を決めた。
表情を変えずにひょうひょうと打ち続けていたタコ丸NITさんだが、表彰式では笑顔で「嬉しいです、最高です」と喜んだ。
解説の綱川隆晃プロも、決め手となった南3局のリーチ選択で、リスクを背負って勝ちきったタコ丸NITさんに賛辞を惜しまなかった。
次回の南場は9月に3人麻雀のルールで行われる予定だ。