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「今日は強気にいこうと思ったんです、私」【Best16 GroupA ♯1 担当記者・神尾美智子】

「今日は強気にいこうと思ったんです、私」【Best16 GroupA ♯1 担当記者・神尾美智子】

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シンデレラファイト シーズン3Best16。

ここで脱落するわけにはいかない……。

 

Best16まで勝ち上がってきた彼女たちの目に映るのは、さらなる高み。

今夏のシンデレラへの夢と思いを、卓上でぶつける。

 

Best16 GroupA#1は、Best32を勝ち抜いた以下の4人で開幕。

東:さくら美緒                                                                                                    

南:西園遥                                                                                                                                           

西:朝比奈ゆり                                                                                   

北:羽月                                                                                                                                                                                               

 

入場シーンも、みな緊張を感じさせない華やかなポーズを決める。

 

Best16は、1位は次戦をスキップしSemi Final進出確定、2位と3位は同日の次戦#3に進出、ラスは即脱落となる。

南場は点数状況次第でトップかラスどちらを意識するか、各々の打ち回しに注目だ。

 

 

東2局1本場、早い巡目でさくらがドラの[中]を暗刻にする。

 

萬子は場況が良いと判断し、ペン[⑦]待ちの聴牌をとらず、冷静な表情で[⑧][⑨]を払っていく。

 

狙い通り[四]を引き入れ、[五][八]待ちでリーチ。

 

今年がラストイヤーのさくら。

この手はダマテンで満貫出アガリよりも、跳満をツモってトップをとるぞという固い意志を感じる。

 

なお、先程の画像の左上に出ている、選手へのアンケートもぜひ見てほしい。

「本日の出場者で気になる選手は?」という質問に、西園と朝比奈は、さくらと答えている。強いという印象を、視聴者だけでなく選手も抱いているのだ。

 

さくらのリーチの一発目、親の西園もカン[6]で聴牌。

 

さくらのリーチに対しての安牌は1枚もない。

西園は積極的に[2]を切りリーチを選択。

 

結果は流局となったが、東場はいかに強い気持ちで攻めるのが大事なのかを分からせてくれる局となった。

 

南1局。

西園は序盤にダブ[南][中]をポン。

周りに圧をかける仕掛けだ。

 

現状ラス目の朝比奈が、[2][5]待ちでリーチをかける。

 

 

安全牌の[南]を持ちながら手堅く打っていたトップ目の羽月。

絶好の[⑦]を重ね、[③][⑥]待ちでリーチ。

 

西園は[発]を重ね、[3][4]を切れば聴牌の形に。

 

だが、どちらの牌も2人ともに危険牌。

[発]も生牌なので通る確証のある牌ではない。

熟考する西園。

 

[発]で回ることを選択した西園に、また迷わせる牌がくる。

 

[3]を切れば[⑧]単騎待ち、[⑧]を切れば[3][6]待ち。

西園の目からは、[⑧]が残り3枚、[3][6]は残り5枚。

ただ、朝比奈が[9]を序盤に切っているにも関わらず離れて[8]手出しでリーチしており、[6]を持っているように見えるので、残り枚数は見た目より少ないことも悩ましい。

 

危険度の違いをみると、直前に[6]が通っており、[3]は筋になっている。

[⑧]は羽月のみの現物だ。

 

西園は[⑧]切りを選択。

ここが勝負所と覚悟を決めた。

 

結果は、朝比奈が[5]をツモリ、リーチ・ツモ・タンヤオ・ピンフ・赤、2000・4000のアガリとなった。

 

 

南3局1本場、供託1本。

 

27100点持ち2着目の羽月が、4巡目に混一色・赤の一向聴となる。

 

5巡目に西園から出た1枚目の[8]を、羽月はポンせず。

 

この手をもらった羽月はトップを目指したい。

オーラスに自身の親で伏せるには、2着目の朝比奈と4000点以上の差をつけておく必要がある。

ここで朝比奈以外から3900点をアガってもオーラスで伏せられない、といった考えもあっただろう。

 

羽月は、[1]を持ってきて[8][北]待ちで聴牌。

 

西園が持ってきた2枚目の[8]が放銃となり、羽月の混一色・赤、8000のアガリとなった。

 

南4局は3着目のさくらがピンフ・赤の2000をアガり、終幕。

 

しっかりと打点をみた羽月が、Semi Final進出1番乗りを決めた。

羽月は、シーズン1、2と2年連続でBest16で敗退しており、「Best16が鬼門」と語っていたが、今年は無事に突破。

涙ながらに喜びを見せた。

 

今年初出場の朝比奈、今年ラストイヤーのさくらが2着3着となり、#3で再戦する。

 

ラスとなり西園は敗退となった。

インタビューではいつも通り明るく「今日は強気にいこうと思ったんです、私」と語っている。

 

「はちゃ」の愛称で親しまれている西園は、実は入場シーンで良い意味で個性的なスキップを披露している。

はちゃと言えば反復横跳びも有名なので、こちらもぜひ常勤のFIREBIRDで実物を見ていただきたい。

Day5 Best16 GroupA 結果レポート

#2,#3観戦記

小條薫はかく語りき「メガネは私の本体。最高のコンディションにするため、試合前日には休暇を与えてます。」【シンデレラファイト シーズン3 Best16 GroupA ♯2 担当記者・中島由矩】

敗者の美学【シンデレラファイト シーズン3 Best16 GroupA ♯3 担当記者・坪川義昭】

公式HP

 

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