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「Twitter解説は実際にどれぐらい合っているのか?その舞台裏も公開!」 赤坂ドリブンズ広報インタビュー第2回(全3回)

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鈴木さんの解説は実際にどれぐらい合っているのか?選手たちに聞いてみた

 

ここで、少し気になることがある。みなさんも気になるのではないだろうか。

 

「鈴木さんの解説、実際どれぐらい合ってるの?」。

 

ドリブンズの選手たちに、鈴木さんに対する評価とともに聞いてみた。

 

園田「聡一郎の解説に関しては、9割くらい合っています。もちろんたまには違う考えのこともあるけど、他人である以上100%って無理なので。ただ、本当にすごいのはいろんな要素が全て高レベルであるということ。

 

“なぜその一打を選んだのか”を短い文章でちゃんと説明しようとするとこんな感じ↓の思考プロセスになると思います。

 

①選手が何を考えているかの全体像把握

 

②その全体像から何を伝えるかの取捨選択

 

③それをどんな言葉で伝えればいいかの表現

 

①に関してはそもそもの雀力の高さに加えて選手との密なコミュニケーションが必要だし、②や③に関しては物書きとしてのスキルに加えてドリブンズがどのようなチームを目指していて、その中で発信すべき内容は何なのかを判断する、チーム方針の理解や共感が必要。その全てを高レベルでこなしていると思います」

 

園田「しかも、Twitterだとさらに140字という制限に加えて場面キャプチャと同時にやるとか想像を絶する神業で、現在の聡一郎のクオリティーでできる人って他にいるの?と思う。本当にすごいです」

 

村上「聡一郎解説…ほぼ100%合ってると思う。少し本人の思考と違うかもな、ということがあっても本筋を外すことはほぼないイメージ。これはRTDリーグの観戦記の時から思っていることで、聡一郎ほど打ち手の思考を理解できる人間は世界にいないと思ってます。ツイッター投稿の速度も異常に速いですね」

 

園田・村上ともにかなり高精度で解説しているとの評価だった。一方、たろうの評価は少し違った。

 

たろう「普通の人よりかなり当たってるイメージ。もちろん物によってほぼ合ってるものとちょい合ってるものの差はある。けど、よく拾えてもらえるから嬉しい(笑)」

 

具体的な数値までは聞けなかったが、園田・村上よりは少し落ちるのかなという印象を受けた。それもそのはずで、実は鈴木さんがインタビューのときに自ら言っていた。

 

鈴木「一番正答率が低そうなのがたろさんですかね。後で話を聞くと、トップ取りにすごく寄った思考だったり、見ている要素の優先順位が大きくズレることが最も多い印象。高打点の手順とかは合っていると思うんですけどね。一緒に本も書いているのに(笑) これから一番話をしなければいけない人かなと思っていますね」

 

とはいえ、たろうも次のように語っている。

 

たろう「まず、麻雀において人の思考を説明するには、その選択の意味を理解しなければならない。そして、特に動きが多いタイプの園田・たろうの思考を拾いながら短時間で文字制限のある文章にまとめ上げ投稿する。この一連の作業を行う上で必要な能力は、ただ雀力が高いだけではない。社会で必要な様々な能力の高さがうかがい知れますよね。そういう人が“3人の思考こそが最大の商品”というコンセプトを掲げるドリブンズにいてくれるのは本当に心強いです」

 

3者の表現の違いはあるが、8~9割は合っているという印象を受けた。これだけでかなりすごいことだと思うが、たろう選手が最後に付け加えたように、彼らがドリブンズの広報として付け加えた評価がさらに興味深かった。

 

村上「ドリブンズにいるべき人間だと思います。なぜなら、ドリブンズの3人は本当に“理”を大事にするので、思考を文章にすることに適していると思うから。また、ドリブンズはチームカラーとしても“とにかく3人の麻雀が商品”というスタンスなので、その唯一の商品を輝かせることができる聡一郎はドリブンズに必要不可欠な人間と言えるでしょう」

 

選手には個別に聞いたのだが、なんと園田も同じような意見を口にした。

 

園田「グッズやイベントの企画や広報戦略を立てて、気の利いたツイートを発信する。そういう能力でファンを増やすことが聡一郎より得意な広報は他にいるかもしれない。ただ、越山監督が作ろうとしているドリブンズのチーム像“麻雀の内容と思考こそがドリブンズ最大の商品である”ことを前提に広報活動し、地に足をつけゆっくりと確実にチームカラーを浸透させていく。それを叶えるための広報としてこれ以上の人財はいないと思う」

 

雀力、アウトプット力について評価するのはわかるが、加えて選手が一様に評価したのが「チームに対する理解」だったのが興味深い。正に、越山監督が掲げるコンセプトが浸透している証拠であり、それを広報という立場への評価を聞くことで感じることができた。

 

<最終回、鈴木さんが教えるドリブンズの麻雀を3倍楽しく観る方法とは?>

この記事のライター

麻雀ウォッチ編集部
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