麻雀プロリーグ「大和証券Mリーグ2020」のレギュラーシーズン37日目の対局が12月7日(月)に開催された。
第1試合
第1試合は村上、萩原、勝又、沢崎の対戦。
東1局は萩原が積極的に仕掛けて2000のアガリ。1勝を取りに行く姿勢を見せた。
東2局も勝又から5200のアガリを決め快調な滑り出しを見せる。
しかし東3局に沢崎が平和ドラ3聴牌。すかさずツモってトップ目に浮上する。
東4局も沢崎が工夫を凝らした河で村上から9600のアガリでリードを広げる。
その後は2着争いが接戦となり、南2局には勝又が萩原から3900のアガリで2着目に浮上。
南2局2本場は熾烈な4軒聴牌となるが、萩原が勝又から12000のアガリを決めてトップ目沢崎への挑戦権を得た。
南3局の親番でトップに浮上したい萩原だったが、沢崎のリーチを受け苦渋の撤退。沢崎が終盤で2000・4000をツモってリードを広げてオーラスを迎えた。
オーラスは村上が3着確定のアガリを決めて決着。沢崎が10月9日以来の久々の2勝目を獲得した。
第1試合結果
1位 沢崎(サクラナイツ)+69.4
2位 萩原(雷電)+9.9
3位 村上(ドリブンズ)▲24.3
4位 勝又(風林火山)▲55.0
第2試合
第2試合はたろう、萩原、亜樹、堀が出場。萩原のみ連続出場、他3チームはメンバーチェンジとなった。
東1局はたろうが一気通貫にこだわる手順の残しを活かして堀から8000のアガリを決める。
東2局は亜樹が3面張リーチをツモって裏1で2000・4000。たろうをかわしてトップ目に立つ。
東3局も亜樹がドラを3枚使ったタンヤオの仕掛けをツモって2000・4000。リードを広げた。
南2局で親の萩原が粘るも、3本場ではたろうが2000・4000をアガって亜樹をわずかにかわしてトップ目に立つ。
南3局では萩原が堀から5200をアガってオーラスに跳満でのトップ条件を残した。
南4局では先制リーチにたどり着いた亜樹がラス牌をツモって裏1で4000オール。トップをほぼ決定づけた。
その後の1本場ではたろうがトップ浮上を目論見た聴牌外しに出るも最終的には聴牌を入れられず流局。亜樹が個人4勝目を飾った。
第2試合結果
1位 亜樹(風林火山)+68.8
2位 たろう(ドリブンズ)+11.0
3位 萩原(雷電)▲19.4
4位 堀(サクラナイツ)▲60.4
12月7日トータル結果
風林火山+13.8
サクラナイツ+9.0
雷電▲9.5
ドリブンズ▲13.3
各チームほぼポイントを分け合う結果となった。雷電は萩原の連投で初勝利を狙ったが、初勝利はならず今後に持ち越しとなった。