2025-26シーズンからMリーグに加入する「アースジェッツ」が、都内でキックオフイベントを8月2日に開催した。会場には約300人のファンが詰めかけ、新チームの船出を祝福した。
イベント冒頭では、チームオーナーであるアース製薬株式会社の大塚達也会長と川端克宜社長CEOが登壇。大塚会長は「優勝しか頭にない」と語り、「一番優勝に近いメンバーを厳選した」と意気込みを見せた。川端社長も「山あり谷ありあると思うが、カメレオンのように好機を狙っていけるチーム作りをしていきたい」とファンの前でチームへの期待を語った。アース製薬は社員の多くが麻雀を愛する企業として、長年参入の機会を伺っていたMリーグへの念願の参入を果たした。社内には麻雀部や麻雀ルームもあるという。

続いて、石井一馬、三浦智博、逢川恵夢、HIRO柴田、川村芳範監督が、オリジナルのグリーンジャケットを着用して登壇。それぞれが自己紹介と意気込みを披露した中で、逢川はおなじみの「ガオー」ポーズは封印し、今後はアースジェッツのポーズに専念すると宣言。また注目の年齢については初戦のプロフィールに注目して欲しいとのことで、果たして年齢が公開されるのか気になるところだ。

チームのビジュアルも公開され、ロゴは「変幻自在な攻めと守り、素早く鋭く相手に打ち勝つ麻雀」を表現する2色のカメレオンと虫取り網・アース=地球)を紋章化したものと紹介された。ユニフォームデザインは、正式発表前につきプロトタイプのデザインが公開された。会場ではTシャツやパーカー、キーホルダーなど多種多様なグッズが販売され、ファンからの商品化希望には「オシとヒキ(カメレオン)のぬいぐるみ」や「アースジェッツオリジナル殺虫剤」などが挙がり、会場を沸かせた。

質問コーナーでは初年度の目標を聞かれたが、各選手ともまずは「チーム優勝」を共通の目標として掲げた。そして、会場に駆けつけた約300人のファンへ、力強い「温かい応援」を呼びかけた。全員がタイトルホルダーの精鋭部隊であるアースジェッツが、「人事尽くして天牌を待つ」というスローガンを胸に、Mリーグの舞台でどのようなドラマを紡ぐのか、その開幕が待ち望まれる。

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