こんにちは!赤坂ドリブンズの広報担当です!今日もドリブンズメンバーの思考を1分程度で読める記事にして紹介していきます!
第11回は、12月13日、1回戦終了直後のクラブハウスから。
1回戦、牌の巡りに恵まれないながらも、終始、針の穴に糸を通すような手順でなんとか3着目でオーラスを迎えた鈴木たろう。
オーラス、トップ目魚谷選手のツモアガリがなんとマンガンあり、たろうはオヤかぶりでラスに転落してしまう。
ツモの瞬間、園田・村上は非常に悔しそうに崩れ落ちたが、次の瞬間にはもう立ち直った園田がキリッとした表情で力強く言い放った。
園田「大丈夫。ポイントは減らしたけど、期待値はちゃんと獲得した」
この一言。これこそが、ドリブンズの根底にある、麻雀と向き合う際の共通認識だ。
麻雀は、良い選択をしてもいい結果に結びつくとは限らないゲーム。
だからこそドリブンズは、「結果」ではなく、その前段階である「選択」を見て、合っていたかどうかを反省する。
選択の良否判断基準は、「どれが最も期待値の高い選択なのか」である。
園田は、この半荘、たろうの選択がかなり期待値の高いものだったと評価したのだ。それゆえ、ラスという結果にはなったものの、その前段階である期待値は獲得したという発言になっている。
園田「結果的にポイントに結び付いたかどうかは運だけど、期待値を積み重ねることはできるもんね。逆に言うと、おれたちにはそれしかできないしね」
そして、この後、1戦目を終えたたろうをクラブハウスに迎え入れると、2戦目に向かう園田がこの言葉を放った。
園田「ラストップはプラスだから」
それは、たろうの選択が素晴らしいものだったことへの、最高の労いの言葉だったように思う。
そして・・・
園田は本当にトップを取ってしまった。
トップという結果は運だ。
しかし、このトップは、紛れもなく園田が、ドリブンズが、期待値を積み重ねてたどり着いた結果だった。
■赤坂ドリブンズは、年明けのMリーグには1月10日(木)、11日(金)に登場!19時からAbemaTV 麻雀チャンネルにて放送予定となっています。