日刊スポーツ杯争奪スリアロトーナメント前期準決勝A卓一回戦が6月24日(水)にスリアロチャンネルで放送され、金子正輝(最高位戦日本プロ麻雀協会)がトップをとった。
ベテラン揃いのこのA卓の対局は所々に緻密さが見られ、読みの精度の高さに圧倒させられた。
その中で金子がトップをものにしたのは、金子が今なお進化しているからだと解説の多井隆晴(RMU)は語る。
自ら主宰する研究会でも若手の選手にも広く意見を求めるなど、新しい戦術への研究にも余念がない金子。
今回の対局でも以下のような場面が見られた。
ベテラン選手には所謂愚形リーチを嫌う人もいる。しかし金子はこれを迷わずリーチ。
研究しさらに実践しとどんどん進化する金子。しかし他の三人も負けていない。要所に光る技術力の高さは必見だ。
二回戦は7月1日(水)21:00より放送予定。
順位 | 名前 | Total | 1回戦 |
---|---|---|---|
1 | 金子正輝 | 44.8 | 44.8 |
2 | 新津潔 | 3.3 | 3.3 |
3 | 河野高志 | ▲15.6 | ▲15.6 |
4 | 古久根英孝 | ▲32.5 | ▲32.5 |
【システム】
予選はA~Dの4卓に分かれて半荘3回戦を行い、各卓上位2名が準決勝進出。
勝ち上がった8名が2卓に分かれて準決勝。
準決勝も半荘3回戦を行い、各卓上位2名が決勝進出。
決勝は4回戦。
ルールはスリアロではおなじみの四神降臨ルール。25000点持ちの30000点返し。順位点が5-15。